ツツキノコムシ科の一種
モチノキの幹を歩いていた小甲虫。ツツキノコムシ科の一種だと思いますが、そこから先が分かりません。
この科に属すると思われるものは過去に何度か掲載していますが、その中でどうにか種名の見当がついたのは上翅に特徴的な斑紋を持つフタオビツツキノコムシだけで、その他(2010.05.01、2011.06.17、2014.04.12、2015.04.22)はすべて不明のままです。手元の甲虫図鑑にはこの科の属の詳しい検索表があるのですが、判別点となる特徴の多くが腹面にあるのでこのような生態写真から確認するのは難しく、実物の大きさに応じて標本写真も小さいので得意の絵合わせで推測するのにも無理があります。
触覚は10節のように見えます。先端の3節が球桿をなすのもこの科の特徴だそうです。
体長は約2.8mm。上翅には円い凹陥と短い剛毛が不規則な列を作っています。
(2015.06.15・明石公園)
| 固定リンク
「鞘翅目」カテゴリの記事
- ヒロオビジョウカイモドキ♂の触角(2019.07.21)
- モンキゴミムシダマシ(2019.07.20)
- ハイイロゲンゴロウ(2019.07.14)
- シオヤアブ(2019.07.13)
- ヒメハナノミの一種(2019.07.10)
コメント