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2015年7月 7日 (火)

タマゴコバチ科の一種

何の卵か不明ですが、サクラの葉裏についた古そうな卵塊を眺めていると、タマゴコバチが1匹歩き回っていました。3年前の今頃、やはりサクラの葉裏で見つけたものと同種のようです。

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翅端まで約0.6mm、写真で細部を確認するには厳しい大きさです。
触角の毛が長いので雄かも知れません。

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卵殻に開けられた穴から、まだ中に残っているハチが見えます。

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ここには2匹いるようです。

_dsc20502
そのうち1匹が顔を出してきました。穴の縁を齧っているようです。

_dsc2070
きれいな緑色をした卵は寄生を受けていないものでしょうか。

_dsc20992
触角を見るとこちらが雌のようです。
しばらく待っていましたが見ている間にはこれ以上進展せず、脱出の瞬間を撮影することは出来ませんでした。

(2015.06.24・神戸市中央区)

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