モチツツジカスミカメ
いつもの公園のモチツツジでモチツツジカスミカメの幼虫をたくさん見てから一ヶ月足らず、同じ木を見に行くとそれらはすべて成虫になっていました。

同じ植物上でよく見られるイトカメムシ同様、この種もモチツツジの粘着質に捕らわれて死んだ(あるいは動けなくなった)昆虫から吸汁している姿がよく見られます。しかし警戒心が結構強く、近づいたり枝に触れたりすると食事中でもすぐに餌を投げ出して逃げてしまい、なかなか撮らせてくれません。この獲物はケチャタテの仲間でしょうか。
こちらは体長1.7mmほどのハチです。

カメムシが立ち去った後で背面を撮影して確認すると、これまで一、二度しか撮ったことのないヒゲナガクロバチ科の一種のようです。
(2015.06.22・学が丘北公園)
| 固定リンク
「膜翅目」カテゴリの記事
- モチノキタネオナガコバチ(2019.07.27)
- ナガコバチ科の一種(?Metapelma sp.)(2019.07.23)
- ウスマルヒメバチ亜科の一種(Lissonota sp.)(2019.07.18)
- フサトビコバチの一種(?Cheiloneurus sp.)(2019.07.12)
- アミメアリ(2019.07.04)
「半翅目」カテゴリの記事
- ホシヒメヨコバイ(2019.07.28)
- ミズムシ科の一種・幼虫(2019.07.26)
- ヒゲナガサシガメ幼虫(2019.07.25)
- トサカグンバイ(2019.07.22)
- クサギカメムシ1齢幼虫(2019.07.19)
「チャタテムシ目」カテゴリの記事
- クロフチャタテ科 Aaroniella sp.(2019.07.02)
- クロフチャタテ科 Aaroniella sp.(2018.10.31)
- コナチャタテ科の一種(?Embidopsocus sp.)(2018.03.24)
- 卵塊に糸をかける?トビモンケチャタテ ?Valenzuela gonostigma(2017.07.05)
- ヨツモンホソチャタテ・翅脈異常?(2017.03.30)
コメント