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2015年9月14日 (月)

タマバエ幼虫?とうどんこ病菌

アラカシのひこばえの、まだ若くて柔らかい葉を裏返してみると、何か半透明の小さな幼虫のようなものがぽつぽつと散らばっていました。
最初、季節はずれのカシトガリキジラミの幼虫かと思ったのですが、虫眼鏡で見ると形が違っていて、タマバエなどハエ類の幼虫のように見えます。
更に写真を見ると幼虫の周囲に短い柄の先に長卵形の頭をつけたような半透明の突起が多数、葉面から生えたように並んでいて、その頭の部分が幼虫の体にも付着しています。これは以前クモガタテントウの幼虫に付いていたものと同様の、うどんこ病菌の分生子(分生胞子)ではないかと思います。
うどんこ病菌とタマバエ幼虫に何か関係があるのかと思って検索してみると、以前のBABAさんの記事(サビ病菌とタマバエ科の1種の幼虫)へのezo-aphidさんのコメントが出てきました。それによれば、うどんこ病菌と混在しているタマバエ幼虫がいるということなので、これも同様の食菌性のタマバエ幼虫の一種なのではないかと考えています。

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_dsc69682
体長約0.7mmです。

(2015.09.11・明石公園)

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