クロガネモチのニッポンオナガコバチ
いつもの公園のいつものクロガネモチの赤い実から、今年もニッポンオナガコバチが出てくる季節になりました。
これらの写真のような情景は毎年のように観察しているのですが、一方冬を越した雌がいつ頃産卵に訪れるのか、今年も確認することは出来ませんでした。
雌の出現を待ちうける雄たち。
この雄たちは雌より一足早く羽化してくるのでしょうが、それがいつ頃なのか、まだその現場を見たことがありません。
実の中から顔を覗かせた雌を見守る雄。
1匹の雌に花婿候補が2匹、しかし目まぐるしく走り回るのでどちらがどちらか最後まで分かりませんでした。
今回は雌が出てくるところはついに見られませんでした。(雌の脱出の様子はこちら)
(2015.11.24・明石公園)
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コメント
こんばんは、
二枚目の写真、オスが待っているのが良いですね(^^)。
ニッポンオナガコバチはいるので、どこかにクロガネモチがあるのかも知れませんが、この光景には縁がないのが前年です。
お仲間のBABAさん、tukikuiさんの更新が途絶えているので、おちゃたてむしさんのブログが頼りですので、更新の方をよろしくお願いします。
投稿: そら | 2015年12月 4日 (金) 23時53分
そらさん、おはようございます。
そよかぜさんはナナメノキでも撮っておられますね。明石公園にもナナメノキがあって赤い実を沢山つけていますが、なぜかそこではこのハチを見かけません。地域によって好む木が違うんでしょうか。
BABAさん、tukikuiさんはどうしてるんでしょうね。私もこのところ雑用が多くて更新の途切れることが多くなっていますが、それにつけてもそらさんはよく続けておられると敬服しております。これからもよろしくお願いします。
投稿: おちゃたてむし | 2015年12月 5日 (土) 06時55分