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2016年1月 8日 (金)

キノコバエ科の一種(Aspidionia sp.)

トベラの葉裏にいたキノコバエで、2011.12.12の記事のその2.と同じもののようです。当時ezo-aphidさんにお調べいただいき、Aspidionia属の一種であるらしいことが分かりました。
Aspidionia属の特徴の一つは“中胸背板の前半部の背中線に光沢のある縦の隆起条を持っている”ことだそうですが(「一寸のハエにも五分の大和魂・改」No.2951のアノニモミイアさんのコメント)、前の記事の写真ではそれがはっきり確認できませんでした。今回はその点にも留意して撮っています。

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前回の個体と同じく翅を拡げて静止していました。翅脈はezo-aphidさんが紹介して下さったAspidionia paluensis Collessの翅脈図(前の記事へのコメント)によく似ています。

_dsc43172
この姿勢で体長約2.3mm。後脚は棘だらけです。

_dsc43212

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Aspidionia_sp
中胸背板の隆起条。

(2015.12.28・明石公園)

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