越冬色のセアカツノカメムシ
キリの落ち葉の中にいたセアカツノカメムシです。
いつも見慣れた、鮮やかな緑に赤の混ざった美しい姿とはうって変わってまるでお漬物になったような冴えない色ですが、越冬中はこんな体色になるようです。6年前の冬に初めて見たオオツノカメムシもこんな色をしていてよほど弱っているのかと思ったものでした。
同じツノカメムシの仲間で、このあたりでも越冬しているのをよく見かけるエサキモンキツノカメムシやアオモンツノカメムシでは夏場と変わらない体色を保っています。それぞれに事情があるんでしょうね。
(2016.01.09・学が丘北公園)
| 固定リンク
「半翅目」カテゴリの記事
- ホシヒメヨコバイ(2019.07.28)
- ミズムシ科の一種・幼虫(2019.07.26)
- ヒゲナガサシガメ幼虫(2019.07.25)
- トサカグンバイ(2019.07.22)
- クサギカメムシ1齢幼虫(2019.07.19)
コメント
はじめまして!最近、実家の畑で見たことない赤い虫を発見し色鮮やかすぎて外来種ではないかと調べています。見た目がカメムシに似ていましたが、匂いがない。情報提供されセアカツノカメムシの越冬色かも?と言われコチラの記事にたどり着きました。が、違うみたいです(--;)虫に詳しい方でしたら、調べて頂けないでしょうか?よろしくお願いします<(_ _)>
投稿: 石田さん | 2020年11月 8日 (日) 14時53分
石田さん、ご訪問ありがとうございます。
お話だけではちょっと見当がつきかねますが、写真は撮っておられますでしょうか。
もし写真があるようでしたら、添付していただいたアドレス宛にメールを差し上げますので、折り返しお送りいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
投稿: おちゃたてむし | 2020年11月 8日 (日) 17時47分