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ハシゴケイソウ Eucampia zodiacus という、冬場によく見られる珪藻です。下の写真は30個足らずの細胞からなる群体ですが、細胞数が増えて長くなるとくるくる巻いたコイル状になり、大きいので肉眼でも見えます。
図鑑によればこの種は細胞のサイズや形の変異が大きく、細胞の幅は10~100μmとされています。今回のものはまず平均的な大きさなのでしょう。
上2枚はピント位置を少しずらせて撮ったもので、2枚目では米粒のような葉緑体がよく見えています。
こちらは通常の明視野照明で、
こちらはコンデンサの絞りを少しずらせて斜光照明で撮っています。
(2016.02.01・西舞子海岸で採集)
2016年2月10日 (水) 海のプランクトン | 固定リンク
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