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2016年2月17日 (水)

トホシクビボソハムシ

ここ数年、冬の間に一度はこの淡路島北端の海岸に出かけてきて石ころをひっくり返しています。
いつもうろついている町なかの公園などでは見かけない虫も時々は見つかるので、今年も明石から連絡船に乗ってやってきたのですが、今回はいくら石をめくってもほとんど何も出てきません。この冬の、気温の変動の激しい妙な天候のせいかも知れませんが、この場所でこれほど収穫のないのは初めての経験でした下の写真はこの日見つけたごく僅かの昆虫の中の一つ、トホシクビボソハムシです。
石ころの間から丈の低いクコの木が数本生えているのを見つけ、6年前のことを思い出してその根元の石を片っ端から裏返してみたのですが、ようやく出てきたのはこの一匹だけでした。

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鞘翅の黒紋の数は変異が大きいようです。

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顔面に深く刻まれたX字型の溝のおかげで、ちょっと悪役面に見えますね。

(2016.02.08・淡路市岩屋 松帆海岸)

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