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これも近所の海で採集した珪藻です。Thalassiothrix属の一種で、細長い細胞が集って放射状の群体を作っています。細胞数の少ない間は平面的な群体を形成しますが、下の写真のように数が多くなるとボール状になるようです。(ただし写真ではカバーガラスで押さえられてひしゃげています。)低倍率の実体顕微鏡でもよく見えて、金褐色に輝いてなかなかきれいなものです。おそらく普通種のT.frauenfeldii(ニチリンケイソウ)だろうと思うのですが、図鑑に示されている細胞長(80~200μm)よりもかなり大きい(約350μm)ので一応疑問符をつけておきます。
(2016.02.01・西舞子海岸で採集)
2016年2月 9日 (火) 海のプランクトン | 固定リンク
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