カメガタカラムシ属(Stenosemella)の一種(タイトル変更)
*2020.01.09・タイトル変更*
その後日本海洋プランクトン図鑑などでさらに調べてみると、殻の形態がスカラムシ属ではなく、カメガタカラムシ属(Stenosemella)により近いことが分かりました。中でもカメガタカラムシ Stenosemella nivalis が有力候補ですが、とりあえずタイトルはカメガタカラムシ属(Stenosemella)の一種としておきます。新しいブログには動画もアップしました。
昨日のビンガタカラムシと同じく、繊毛虫・有鐘目の一種です。スナカラムシ属Tintinnopsisだろうと思うのですが、Tintinnidium属というのもよく似ていて、そっちの方かも知れません。
砂粒に覆われたコップ型の殻(ロリカ)に収まっていて、殻の口から繊毛を広げて活発に泳ぎます。しかしやはりこれもビンガタカラムシと同様、カバーガラスの下に閉じ込めてしまうと間もなく動かなくなってしまうので、動画は撮れませんでした。
(2016.02.01・西舞子海岸で採集)
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