キアシクロホソカスミカメ?(?Phylus miyamotoi)
コナラの葉裏にいた細身のカスミカメ。日本原色カメムシ図鑑で調べると第2巻に載っているキアシクロホソカスミカメ Phylus miyamotoi が近そうなのですが、図鑑では触角第1・2節が黒いのに対して下の写真では黄白色です。かなりはっきりした違いなのですが、他に有力候補がなさそうなのでネット上で同じ種名をつけられた複数の写真を眺めてみると、この部分の色には連続的な変化があってカメムシ図鑑の画像と下の写真の個体はその両極端にあたるようです。
それらの画像が全て同一種なのかどうか私には判断がつきかねますが、触角の色以外は違いがなさそうなので、同種内の個体変異なのかも知れません。とりあえず疑問符つきでこの種名を掲げておきます。
何発かフラッシュを浴びせるとおもむろに触角や口吻をしごき始めました。
(2016.05.01・学が丘北公園)
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