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2016年5月16日 (月)

カマバチに寄生されたクワキヨコバイの一種の幼虫

カマバチに寄生されたクワキヨコバイの一種の幼虫です。オニノゲシの葉の裏で見つけました。

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ヨコバイ幼虫は体長約6.5mm。この日は各種の草木の葉裏で数多く見かけましたが、寄生を受けた個体は他には見つかりませんでした。

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ヨコバイの腹部にくっついているのは正確にはカマバチの幼虫本体ではなく Larval sac (幼虫嚢?)と呼ばれるものだそうですが、長さは約1.5mmです。
このブログでは以前にも同じカマバチに寄生されたキボシマルウンカブチミャクヨコバイ、それに種名の分からないヨコバイの幼虫を掲載していますが、この幼虫嚢(?)の形や大きさがそれぞれ異なるのは発達段階が異なるからでしょうか。
このように、寄生を受けた犠牲者の方は何度か見ているのですが、カマバチの成虫には未だお目にかかれません。かなり特異な姿をしたハチらしいので、是非一度撮影したいものだと思っています。

(2016.05.14・学が丘北公園)

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コメント

こんばんは、

カマバチというのは、ネットで調べてみたら面白そうな形をしたハチなんですね。
私も、是非とも実物を見てみたいものです。
お持ち帰りして飼育するのが一番なのでしょうが、ヨコバイの仲間だったら食草と一緒にしておけば良いのかな。

投稿: そら | 2016年5月17日 (火) 22時03分

そらさん、こんばんは。
私の場合、住宅事情の悪さのせいもありますが飼育というのはどうも面倒でなかなか手をつけるところまで行きません。
でもカマバチの成虫にお目にかかるにはそれが一番確実な方法なんでしょうね。今度見つけたら、やってみましょうか?

投稿: おちゃたてむし | 2016年5月17日 (火) 22時19分

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