カタビロコバチの一種・雌の出現を待つ?雄
昨日の記事の続きです。
雌が産卵していた同じイスノキの枝に、ところどころ去年の古い実が残っている場所があって、その一つに同種と思われる雄が数匹、集っていました。
風の強い日で画面がブレてしまいましたが、小さな黒いハチが3匹写っています。のんびり歩いたり産卵したりしている雌と違って、お互い追ったり追われたりしながら走り回っています。こういう場面はニッポンオナガコバチやイスノキモンオナガコバチでも目撃していて、それらと同様に雌の羽化(羽脱)を待つ雄たちなのでしょう。

この触角には見覚えがあると思うと、BABAさんのブログに登場した Eurytoma sp. ♂の触角によく似ています。ただしその触角の色や各節の長さの配分に違いがあるので同種ではないでしょう。
(2016.05.24・明石公園)
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