« アオバハゴロモ若齢幼虫 | トップページ | ハラキンミズアブ »

2016年5月27日 (金)

クヌギミツアブラムシ

アラカシのひこばえで、萎縮して丸まった葉が目に付いたので、

Dscn3417_2
裏返して拡げてみると、

_dsc8193
こんなことになっていました。クヌギミツアブラムシKurisakia querciphilaでしょう。甘露を求めて集っているのはキイロシリアゲアリです。

_dsc82022
有翅成虫はヤノイスアブラムシと同じように翅を平らに畳んでいてます。

_dsc82442
この種は以前コナラの葉裏に寄生していたものを掲載していて、ezo-aphidさんから詳しいコメントをいただいています。奇妙なアブラムシで、きちんとした生活史の報告もないということなので、次の年にはもっと早い時期から気をつけておきますとご返事をしていたのですが、それきりこの日見るまで忘れていました。

_dsc8258
別の葉の幼虫たち。体長は0.7から1.3mmくらいです。
足元に一面に生えているのは、

_dsc82652
うどんこ病の菌糸のようです。

(2016.05.24・明石公園)

|

« アオバハゴロモ若齢幼虫 | トップページ | ハラキンミズアブ »

膜翅目」カテゴリの記事

半翅目」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: クヌギミツアブラムシ:

« アオバハゴロモ若齢幼虫 | トップページ | ハラキンミズアブ »