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2016年6月27日 (月)

コマユバチ科の一種・産卵行動

モチノキの幹の、樹皮が大きく割れて枯死した部分があって、そこに数匹の小型のコマユバチが来て産卵行動をしていました。実はこの同じ木で4年前に、同種と思われる同様な行動を見ていて、その記事にわたなべさんから「フチガシラコマユバチ亜科かそれに近縁なグループ(Brachistinae亜科など)であろう」とのコメントをいただいています。
この枯死部の内部にどんな寄主が潜んでいるのか分かりませんが、4年を経ていまだに同じ部分が利用されていることに驚きました。

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こんな感じの場所です。真ん中に1匹いるのが分かるでしょうか。周囲にはたくさんの虫孔が開いています。
以下の写真には数個体が混ざっています。

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翅が開いているのは周囲に残っている古いクモの糸に引っ掛かったせいです。同じ原因で写真のコントラストも落ちています。

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(2016.06.20・明石公園)

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