キノコヒゲナガゾウムシ
伐採されて放置されていた、多分サクラと思われる枯れ枝に赤いキノコが生えていたので裏返してみると、たくさんのキノコヒゲナガゾウムシが集っていました。
非常に臆病なゾウムシで、枝を裏返すとボロボロと地面に落下したり、踏みとどまった連中もぴたりと動きを止めてしまいます。一緒にいるイモムシはムラサキアツバの幼虫でしょう。キノコはシュタケではないかと思います。
今回はいませんでしたが、この種には全身が黒い黒色型の個体も出現します(こちら)。
この写真でも分かるように大きさにはかなり個体差があり、最大で体長10mmくらいです。
食事の様子を撮りたかったのですが、突然足場が反転して明るくなったせいかしばしの間凍りつき、やがておもむろに動き出して枝の裏側へ逃げ込んでしまいました。
(2016.06.20・明石公園)
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