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2016年6月 3日 (金)

蛾を捕えたアリグモ♀

アラカシの幹で、雌のアリグモが蛾を捕えていました。

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狩の直後だったらしく蛾はまだ激しく羽ばたいていましたが、アリグモは引き摺られながらも獲物を放しません。蛾はヒメハマキの仲間ではないかと思って調べているのですが、今のところ似た種が見つかりません。

* 2016.06.05追記 *
明石の蛾たちのYAMKENさんから、獲物の蛾はニセミドリヒメハマキであろうと教えていただきました。

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やがて毒が効いてきたのか、動かなくなりました。

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アリグモの顔面は蛾の鱗粉にまみれています。

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愛嬌のある顔ですが、こういう時は鬼に見えます。

(2016.05.24・明石公園)

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コメント

捕らえられている蛾はブナ科の植物を食する ニセミドリヒメハマキ ではなかろうかと思われます。
このあたりの種は変異や似たものが多いためハッキリとは言い切れませんが・・・。

ついでに、報告を怠っていました アカウラカギバ幼虫 の件を。
あの次の日の昼からの仕事の前の限られた時間に教えていただいた場所に行ってみました。
周辺の茂みを探し回りましたが幼い幼虫が残したらしい食痕はあるものの幼虫の姿を見つけることができませんでした。
諦めて職場に行きましたが、何気なしに上目で帽子の縁を見ると枯葉屑のようなものが付着しており何やら動いている。
ハッとして確かめてみると貴殿の見つけられたものより幼い幼虫が帽子に乗ってついてきていたのでした。
諦めていたため葉っぱを採取していませんでしたし職場の近くにはありませんので7時間近く我慢させることになってしまいました。
越冬明けで食欲旺盛な時には厳しすぎたようでようやく与えられた時にはすっかり弱ってしまっておりそのまま衰弱死してしまいました。
以降時々覗きに行っていますが未だにです。居ることが判ったので意欲だけは保っていますが・・・。

投稿: YAMKEN | 2016年6月 5日 (日) 04時09分

YAMKENさん、こんばんは。
ニセミドリヒメハマキですか。ネット上のいくつかの画像は私も見ていたのですが、似ているとは思ったもののぴったり一致するものが無かったので通り過ぎていました。このあたりはやはり、近似種も含めて多数の個体を見ている人でないと判断できないところでしょうね。ありがとうございました。

アカウラカギバの幼虫は残念でした。でも帽子に乗っていたとは・・・。さすがYAMEKENさんというか、幼虫の方も知っていたんでしょう。
また見つかるといいのですが。

投稿: おちゃたてむし | 2016年6月 5日 (日) 21時15分

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