« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »

2016年7月の30件の記事

2016年7月31日 (日)

コクロナガタマムシの産卵

立ち枯れしたカラスザンショウの幹に数匹のナガタマムシが集まって産卵していました。調べてみるとコクロナガタマムシ Agrilus yamawakii のようです。
甲虫図鑑を眺めるとナガタマムシの仲間はよく似た種が多くて手強そうですが、体長が10mmを超えるものは意外に少なく、今回撮ったものは10から11mmですからそれだけでかなり候補が絞り込まれます。その中で外見の特徴とカラスザンショウに来ていたという点からコクロナガタマムシと判断しました。

_dsc3809edit

_dsc38052
雄を背中に載せて産卵中の雌。
こちらの頭より高い場所なので適当なアングルが選べません。

_dsc38402
こちらは歩きながら交尾しています。

_dsc3876edit
単独で産卵していた雌。

_dsc38742
産卵管はずいぶん伸びるものですね。

_dsc38412
上翅の灰色の部分は図鑑の記述に一致します。

_dsc39102
顔面を撮りましたがちょっとアトピンでした。

_dsc39142
産卵中を後ろから。
以前掲載したムツボシタマムシもそうでしたが、鞘翅よりもその下の腹部背板の方がはるかに鮮やかな色をしているというのも面白いですね。タマムシ類全般に言えることなんでしょうか。

(2016.07.11・姫路市 増位山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月30日 (土)

アヤトビムシの一種

お地蔵さんの背中の石の上にいたアヤトビムシの仲間です。
体長が4.2mmほどあって先日掲載した脱皮後のものとほぼ同じ、形も似ていますがこちらの方が体表の毛が短くかつ少なく、反対に触角ははるかに長いので別種でしょう。

_dsc3470
石についた地衣類か藻類を食べているようです。

_dsc3473
撮影中何度か長い触角の生えた頭を大きく振り回すような動作をしていました。威嚇行動でしょうか。

_dsc3490
お腹の下に見える跳躍がとても立派(例えばこちらと比べて)です。

_dsc35192
全身が銀色に輝く鱗粉に覆われています。

_dsc35062
小眼は片側8個です。
この顔を見て哺乳類のナマケモノを連想してしまいました。

(2016.07.11・姫路市 増位山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月29日 (金)

イシノミの一種

じめじめ湿った岩の上にいたイシノミの一種です。
以前に出したものと形はよく似ていますが、鱗粉の色や光沢が違って見えます。前回のものは越冬中の個体だったのでそのせいかも知れません。

_dsc7251_2

_dsc34452_2

_dsc34602_2

_dsc34432_2

_dsc34062_2

(2016.07.11・姫路市 増位山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月28日 (木)

カギバイラガ幼虫の脱皮

クリの葉の裏についていた体長4mmほどのカギバイラガの幼虫です。

_dsc33193322e
よく見るとシーソーみたいにしきりに体を揺らしています。(BABAさんの真似をしてgifアニメで。)
面白そうだと思って動画に切り替えると、まもなく脱皮が始まりました。

意外に短時間で出てしまいました。慌てていたので露出不足の上、ブレの大きな見苦しい動画になってしまいましたがご勘弁を。

_dsc3396edit
脱皮後反転して頭を脱皮殻に向けました。ぶよぶよした体とその動きがゾウアザラシを思わせます。

_dsc33862
脱皮殻を食べているのではないかと思ったのですが、よく見えませんでした。

(2016.07.11・姫路市 増位山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月27日 (水)

ヒメヒロズコガ?(タイトル変更)

* 2016.07.29・タイトル変更 *

YAMKENさんからのコメントで、和名のコケヒロズコガは近年になってヒメヒロズコガと改名されたことを教えていただきました。同定については一応合っていると思われるとのことですので、疑問符は残したままタイトルの和名を変更しました。詳しくはYAMKENさんのBBSを参照してください。

アラカシの幹にとまっていました。
ヒロズコガ科のコケヒロズコガ Eudarcia orbiculidomus ではないかと思いますが、斑紋にあまりはっきりした特徴がない上に参照できる画像が少なく、自身はありません。

_dsc3241edit_2
前翅長は約3.2mmです。

_dsc3246edit2_2

(2016.07.06・明石公園)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年7月26日 (火)

ハリエンジュハベリマキフシを食うヤブキリ

昨日記事にしたハリエンジュハベリマキフシを撮影中、ふと気が付くと傍らに垂れ下がった枝でヤブキリが葉を齧っていました。

_dsc7102
はじめは単に葉を食っていると思ったのですが…。

_dsc71372
虫こぶを齧っているのでした。

_dsc71392
狙いは中の幼虫や蛹でしょう。

_dsc71602
一休みして身づくろい。

_dsc71632
旺盛な食欲で、たくさんの虫こぶを次から次へと齧っていきます。口元のアップを撮りたかったのですが葉が揺れるのであきらめました。

_dsc7152
食べられた後のハリエンジュハベリマキフシ。虫こぶを作ったタマバエもそれに寄生したハラビロクロバチも、もろともにヤブキリのお腹の中へ消えてお終い、ですね。

(2016.07.06・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月25日 (月)

ハリエンジュハベリマキフシ

ハリエンジュ(ニセアカシア)の枝に、縁が巻き込んだように膨れている葉がたくさんありました。帰宅してから調べると、ハリエンジュハベリマキフシという虫こぶで、ハリエンジュハベリマキタマバエ Obolodiplosis robiniae というタマバエの一種の寄生によってできるものだそうです。

_dsc7153

_dsc3161
日光に透かしてみると(実はストロボ光ですが)何か影が見えます。

_dsc31662
ナイフの先でそっと開けてみるとこんなものが・・・。
しかしちゃんと撮影する前にうっかりとり落としてしまいました。

_dsc3184
これは別の虫こぶから出てきました。色は薄いですが上と同じもののようです。
ネット画像を探すと、フッカーSさんの東京23区内の虫2に同じものが掲載されていました。これは虫こぶを作った犯人のハリエンジュハベリマキタマバエではなく、それに寄生するハラビロクロバチ科の一種(Platygaster robiniae)の蛹なのだそうです。

_dsc31842
上の写真の一部拡大です。
米粒をたくさんくっつけたような格好ですが、それぞれの米粒が一つの蛹なんでしょう。0.7mm前後の長さですから、成虫もかなり小さなものでしょう。年1化であれば冬場の葉裏探しで越冬個体を見ている可能性もありますが、もし撮影していてもそれとは分からないでしょうね。Platygaster robiniaeの成虫の画像は海外サイトでいくつか見られますが、これといった特徴もなさそうな黒くて小さなハラビロクロバチです。

_dsc31962
さらに別の虫こぶを開けると、ようやくタマバエのものらしき幼虫が出てきました。青い繊維がくっついていますが、これは取り出した時に私の手か衣服からついたものでしょう。

_dsc31982
頭部を見れば確かにハエの幼虫です。
体長は約3mmです。

(2016.07.06・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月24日 (日)

オオハリアリの巣

林の中に転がっていた朽木の樹皮を剥がしてみたら、中がオオハリアリの巣になっていました。

_dsc7049
広くばらまいたように大小の幼虫が散らばる中を、大慌ての働きアリが走り回っています。

_dsc7058
幼虫よりも先に蛹を避難させているみたいです。

_dsc2970

_dsc3003

_dsc3030

_dsc30352
大顎でくわえて、というよりもくっつけて運んでいるように見えます。

_dsc30522
最小の幼虫は0.5mmくらい。奇妙な形ですね。体を支えている突起は将来の脚でしょうか。

_dsc30882
上がお腹で下が背中のようにも見えますが、どうなんでしょう。頭に載せているのは与えられた餌でしょうか。

_dsc30642
真ん中の幼虫もやはりお腹(あるいは背中)に餌を載せているように見えます。

(2016.07.06・明石公園)



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月23日 (土)

クロアゲハとモンキアゲハ

当ブログではチョウやトンボはほとんど登場しませんが、機会があれば撮らないわけではありません。
写真は山の上の寺に続く参道わきで吸水していたクロアゲハとモンキアゲハです。

_dsc7215
クロアゲハ。薄暗い場所なのでISO400まで上げてもシャッターは1/50秒で、翅が大きくぶれています。自然光の撮影は難しいですね。

_dsc7227
こちらはモンキアゲハ。ストロボ併用ですがやはりシャッター速度は上げられずかなりブレています。

_dsc7248
長い舌ですね。

(2016.07.11・姫路市 増位山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月22日 (金)

ハマベキクイゾウムシ

ここ数日、落ち葉の間から拾い上げた2、3本の枯木で見つけた虫やダニでなんとか細々と更新を続けております。
今回はキクイゾウムシの一種で体長は約3mm。この仲間からはこれまでにワシバナヒメキクイゾウムシ?チビカグヤヒメキクイゾウムシ?、ヒレアミメキクイゾウムシ?といずれも疑問符つきで出しておりますが、それらとは別種のようです。
いつもの甲虫図鑑で調べるとまず大きさ、触角中間節が5節、小楯板がない、頭部は眼の後方でくびれ、後頭部に点刻がない、などの特徴からハマベキクイゾウムシ Dryotribus mimeticus と見当をつけたのですが、海岸地帯にいるという説明がちょっと気になります。
つぎにその種名で検索すると、いつも見ている害虫屋の雑記帳というサイトにきれいな標本画像が見つかりました。写真を見る限り違いがなさそうで、またその記事によれば日本ではけっこう内陸部でも見られるとのことです。ということで、今回は疑問符なしで種名を掲げておきます。

_dsc2836
複眼の後がくびれ、後頭部に点刻がありません。

_dsc28432
小楯板はなし。

Photo
2枚を見比べるとどうにか、触角中間節が5節だと確認できます。
裏側も撮ろうとしたのですが誤って落ち葉の間に落っことしてしまいました。

(2016.07.06・明石公園)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月21日 (木)

エダヒゲムシの一種

今回も地面に落ちた枯れ枝の下から出てきた小さな奴です。
白くて細長い体をくねらせながら走り回るのでムカデの子どもかと思ってレンズを向けたのですが、ムカデではありません。帰宅してから「校庭のクモ・ダニ・アブラムシ」という図鑑で調べると、エダヒゲムシの仲間のようです。
エダヒゲムシ綱・エダヒゲムシ目のエダヒゲムシ科の一種ということになるのですが、説明を読むと歩脚が18本とあります。下の写真では複数の個体が混ざっていますが、数えられるものでは6対しか見えません。おそらくムカデなどと同じように脱皮を重ねるにつれて増えるのでしょう。つまりこれらの個体はまだ成体ではないのだと思います。体長は0.6から0.8mmくらいです。

_dsc27672
枝をひっくり返したときは沢山走り回っていたのですが、目一杯倍率を上げた視野の狭いファインダーを覗いてどこだどこだと探し回っているうちにほとんどが手近の穴や隙間に潜り込んでしまいました。

_dsc27702
触角の先端部分が3つに分かれることからこの名があるようです。

_dsc27742

_dsc27772
これはお尻の方。

_dsc27782
脚の数の揃った成体もいずれ撮りたいものです。

(2016.07.06・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月20日 (水)

不明ダニ類

引き続き枯れ落ちた木の枝で見つけたダニ類ですが、3種ともに科名もよく分かりません。

その1.

ダニを捕らえたダニ。
食われている方は体長約0.4mm、食っている方は約0.8mmです。

_dsc28732

_dsc28742

_dsc28832

その2.

これは随分小さくて、体長0.3mmくらい。体色が白っぽいのは脱皮直後のせいでしょうか。

_dsc27832

_dsc27842

その3.

これは写真が1枚しかありません。体の大きさの割に大変長い毛が生えています。体長約0.4mm。

_dsc27812

(2016.07.06・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月19日 (火)

イレコダニの仲間2種

引き続き地面に落ちていた枯れ枝をひっくり返して見つけたダニ類です。
どちらもBABAさんが掲載されていたイレコダニの仲間だと思います。撮影倍率はすべて同じです。

その1.

体長約0.8mm。後体部の表面が滑らかで毛がほとんど生えていません。ゆっくり歩き回っていました。

_dsc28092

_dsc28112

_dsc28252

_dsc28272
イレコダニ類はササラダニの仲間ですが、驚くと頭の部分が蓋になって球状になることからこの名がついたそうです。

その2.

こちらは体中に疎らに長い毛が生えています。体長約0.7mm。窪みから出てこないので側面から撮れませんでした。

_dsc28662

_dsc28972
体に黒っぽい粒々が付着しています。周囲の枯れ枝の表面にも同じものが散らばっているようですが、菌類の胞子か何かでしょうか。

_dsc29132

(2016.07.06・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月18日 (月)

イカダニ科の一種

昨日の記事のトビムシと同じ枯れ枝で、イカダニの仲間も見つかりました。体長約0.6mmです。以前に出したものと見たところ違いがなさそうなので同じ種かも知れません。ただ今回の方が写真の写りが悪いようなのは、どうも困ったことです。

_dsc26642

Photo

(2016.07.06・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月17日 (日)

トビムシの一種

枯葉の上に転がって朽ちかけている枝を裏返すと、ダニやらトビムシやら小さいのがたくさん歩き回っていました。
下の写真は以前の記事にツチトビムシ科の一種として出したものと同じではないかと思いますが、実のところこの科名にも自身がありません。

_dsc26922
体長約0.7mmの個体。紫色の光沢が綺麗です。これより明らかに大きな個体は見なかったのでこれでも成虫なのでしょう。以下撮影倍率は同じです。

_dsc27122
体長0.5mm弱の2個体。

_dsc27272
約0.3mm。大雑把な体型をとらえるだけでも、これくらいの大きさが限界です。

(2016.07.06・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月16日 (土)

オオコシアカハバチの幼虫

アジサイの葉の裏でとぐろを巻いていたハバチ幼虫です。
ネット画像を探すとすぐに似たものが見つかりました。おなじみのそらさんのところにも登場していて、オオコシアカハバチで間違いなさそうです。

_dsc6817

_dsc2009

_dsc20052

_dsc2013

(2016.07.04・摩耶山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月15日 (金)

マルトビムシ3種

山の上で見つけたマルトビムシの仲間3種です。

その1.

苔むした木のテーブルの上で。以前クモマルトビムシ科の一種として出したものと同種、または近縁種でしょう。体長約1.5mm。通りかかったアリに驚いて跳んでしまったのでこの1枚だけです。

_dsc24322

その2.

土留めの丸太の上で。多分初見です。この仲間としては大型で、体長は2.4mmほどあります。

_dsc2436

_dsc24442

_dsc24622

_dsc24722

その3.

木柵の支柱の上で。触角先端部の白色が目立ちます。体長約1.8mm。

_dsc25242

_dsc25122

_dsc25192

_dsc25342
 
(2016.07.04・摩耶山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月14日 (木)

キバガ科の一種

これはキバガ科の一種だろうと思いますが、翅の模様が地味で特徴がつかみにくく、いつものように「みんなで作る日本産蛾類図鑑」の画像を眺めてみましたが分かりません。
頭端から翅端まで約8mmです。

_dsc2343

_dsc2351

_dsc23542

(2016.07.04・摩耶山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月13日 (水)

ササラダニの一種

地面に敷かれた丸太に小さな指先のようなキノコ(?)が生えていて、ササラダニの一種が上ったり下りたりしていました。BABAさんのブログに登場したものとよく似ていて、同種かごく近い種だと思います。

_dsc6999
こんな場所です。

_dsc2553
キノコ(?)は高さ2mm前後、ダニは体長1.2mmくらい。 

_dsc25592

_dsc25622
キノコ(?)を食べているのでもなさそうです。

_dsc25632

_dsc25652

(2016.07.04・摩耶山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月12日 (火)

コカゲロウの一種

渓流の近くの葉の上にとまっていたコカゲロウの一種。
雌だと思いますが、なぜか尾が見えません。ざっと調べてみたところでは尾のない種はなさそうですから、外敵にでも食われたんでしょうか。
BABAさんのところでよく似た種が掲載されていますが、別種のようです。体長約6mmです。

_dsc22322

_dsc22462
後翅が随分小さいですね。

_dsc22772

Photo
口器のない顔面。

(2016.07.04・摩耶山)


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年7月10日 (日)

オオコクヌスト

ササの葉の上にオオコクヌストが乗っていました。
普通切り株や伐採木の上などで見かけることの多い甲虫ですが、何でこんなところにいたんでしょう。やや動きが鈍い感じがしたので、少し弱っていたのかも知れません。

_dsc2152

_dsc21722
ひっくり返してよく見ると・・・。

_dsc21772
気の毒に、無数のダニに寄生されています。

_dsc21882
立派な大顎の裏にも。

_dsc2204
貫禄のある面構えですが、いろいろ苦労がありそうです。

(2016.07.04・摩耶山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 9日 (土)

アヤトビムシの一種・脱皮

ハイキング道わきに古い木のテーブルがあって、その藻類か地衣類かに覆われた表面を眺めていると小さな窪みの中で何かゴミのような物が少し動いた気がしました。
虫眼鏡で覗くと、脱皮途中のアヤトビムシの仲間です。

_dsc23852
最初虫眼鏡で見たのがこの角度からで、どういう状態なのか理解するのにしばらく時間がかかりました。

_dsc2401
こちらの角度からだと脱皮中なのがよく分かります。

_dsc24013
脱皮途中と言ってもほとんど最終段階で、まだ古いから殻抜け出ていないのは画面左下にどうにか見える跳躍器だけだったようです。

_dsc2404
カメラの調整のためほんの数秒間目を離した間に完全に抜け出してしまいました。

_dsc24232
体長約4.3mm、この仲間としては大きい方でしょうね。大きさから考えてこれが最後の脱皮だと思うんですが、トビムシの場合は「羽化」とは言わないんでしょうかね。

_dsc6991

(2016.07.04・摩耶山)



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年7月 8日 (金)

アカサビザトウムシ

ザトウムシの仲間は以前に一度だけ出していますが、今回のものはまた別の種です。
ネット上でもこの仲間は情報が少ないのですが、BABAさんのブログでアカサビザトウムシ Gagrellula ferruginea として紹介されたものが同じ種のようです。背中に同様の棘を持つ種にはオオナガザトウムシやヒトハリザトウムシというのもいるそうですが、ネット上の画像などと比較した限りでは今回の種はアカサビザトウムシで間違いないと思います。

_dsc6823

_dsc20352

_dsc2044

_dsc20462
目の上に微小なダニがくっついています。

_dsc20512
こんな棘が何の役に立つんでしょうかね。ひょっとしたら何かの感覚器官かな。

(2016.07.04・摩耶山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 7日 (木)

トホシカメムシ

先日のテングアワフキと同じく、このトホシカメムシ Lelia decempunctata もこのあたりでは少し山に登らないと見られない種です。

_dsc6856
交尾中です。やはり大きいほうが雌でしょうか。

_dsc21162
アップで撮ろうとすると葉裏に回りこんでしまいました。1枚目の、下の個体です。両肩部の張り出しが特徴ですね。

_dsc6938
こちらも交尾中。

Photo
同じ倍率で、左が上の個体、右が下の個体。頭部の縦横比に随分差がありますが、これは雌雄の違いでしょうか。

_dsc23242
雌雄ともに、交尾中も幹に口吻を突き刺して吸汁していました。

(2016.07.04・摩耶山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 6日 (水)

フタスジモンカゲロウ・雄亜成虫

どこからかひらひらと飛んできて足元の草にとまったフタスジモンカゲロウの亜成虫です。複眼が大きく腹端に把握器が見えるので雄でしょう。以前掲載した成虫と比べると翅が不透明である他に、前脚や尾がかなり短いことが分かります。

_dsc6968

(2016.07.04・摩耶山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 5日 (火)

テングアワフキ

苔むした木柵の上に、テングアワフキが1匹乗っかっていました。
このあたりでも少し山に入ると珍しくないものですが、このところ近所の公園巡りばかりしていた私には久々のご対面でありました。

_dsc2063

_dsc20672

_dsc20742
触角のつけ根が赤い宝石でも嵌め込んだように見えています。

(2016.07.04・摩耶山)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 4日 (月)

不明カメムシ卵

アキニレの葉裏についていたカメムシの卵です。
色や模様がこれまでに見た憶えのないものなのですが、何カメでしょうか。
大きさは、最大径で約0.7mmです。

_dsc1740

_dsc1791

_dsc17852

(2016.07.01・神戸市中央区)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 3日 (日)

ユキヤナギアブラムシとアルゼンチンアリ

ピラカンサの枝で多数のユキヤナギアブラムシが繁殖していて、その甘露を求めてアルゼンチンアリが集っていました。
神戸市では既に1999年に生息が確認されているアルゼンチンアリですが、私が日頃虫撮りをしている近所の公園では未だ見たことがありません。今回の写真を撮影したのも4年前の記事と同じ神戸港近くの公園の一角で、少なくともこの場所ではかなり繁栄しているようです。

_dsc1806
出産中のアブラムシも見えますが撮影時には全く気付いていませんでした。

_dsc17992
前回は気温の低い11月中旬だったのでさほどには感じませんでしたが、噂に違わず非常に動きが活発でなかなか追いきれません。

_dsc18312
コクロアブラムシ コクロヒメテントウの幼虫も数匹来ていて、アリに邪魔されることもなくアブラムシを食べていました。

_dsc18422

_dsc18792

_dsc19242

(2016.07.01・神戸市中央区)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2016年7月 2日 (土)

ヘクソカズラヒゲナガアブラムシ

ヘクソカズラの葉の裏に集まっていたオレンジ色のアブラムシ。ヘクソカズラヒゲナガアブラムシAulacorthum nipponicumで間違いないでしょう。普通種ですが、このブログでは初登場です。

_dsc1654

_dsc1598
大きいのは無翅の胎生雌で、体長約1.4mm。

_dsc16022

_dsc16642
葉脈から吸汁しています。

_dsc16713
体長1mm足らずの幼虫たち。

_dsc16822
脱皮中。

(2017.07.02・神戸市中央区)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年7月 1日 (金)

アキニレのアブラムシ(?Tinocallis takachihoensis)

仕事場の近くの僅かな緑地にどこかから飛んで来た種から育ったと思われるアキニレの幼木が生えていて、その葉を捲っているときれいな翅を持つアブラムシが見つかりました。体長約1.4、翅端まで約2.2mmです。
1枚の葉に1匹づつですが探せば何匹も見つかったので、アキニレをホストとする種と考えて良さそうです。帰宅してその線で検索してみると、愛媛県総合科学博物館研究報告の愛媛県のアブラムシという資料でニレヒゲマダラアブラムシ Tinocallis ulmiparvifoliae Matsumura, 1919という種名が出てきました。
Tinocallis属と言えば以前に掲載したサルスベリヒゲナガアブラムシT. kahawaluokalaniが同じ属で、今回のものと雰囲気が似ているのでこのニレヒゲマダラが有力候補と考えたのですが、画像が見つかりません。その代わりに英国のサイトでTinocallis takachihoensisという種の画像が出てきて、これが非常によく似ています。体色や脚の色、翅の斑紋もよく一致し、胸部背面に2対の突起(前方のは小さく淡色、後方のは大きく暗色)、腹部背面にも淡色の突起が2対あるというのも合っています。その上英名がJapanese elm aphidとなっていて、この種で間違いないのではないかという気がしてきました。
とはいえ国内の資料が見つからず、先のニレヒゲマダラアブラムシ の正体も分からないのでタイトルには疑問符つきで種名を掲げておきます。

_dsc17142

_dsc17162
胸部背面、腹部背面にそれぞれ2対の突起が見えます。

_dsc17222
これは別個体。

Tinocallis_takachihoensis
その顔面。

_dsc16932
あちこちの葉に1匹づつ
こんな幼虫もいましたが、同種かどうかは確かではありません。体長約0.9mm。

(2016.07.01・神戸市中央区)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年6月 | トップページ | 2016年8月 »