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2016年8月の30件の記事

2016年8月31日 (水)

モンキアシナガヤセバエ

この種は以前に一度、交尾・産卵中のものを出したことがありますが、今回はアラカシの幹で1匹だけじっとしていた雌です。

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(2016.08.19・明石公園)

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2016年8月30日 (火)

ハダニのコロニーにいた不明幼虫

一昨日の記事に出したハダニのコロニーを眺めていると、甲虫の仲間らしき小さな幼虫が2匹見つかりました。
この状況からまず頭に浮かぶのがヒメハダニカブリケシハネカクシ Oligota kashmiricaですが、何分小さすぎてよく分かりません。2匹を見比べると大きさの他に体形にもずいぶん違いがありますが、頭部の形はよく似ていて、同種の可能性が高いと思っています。

その1.

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これは大きい方で、体長約1.2mm。ハダニの張った糸にくっついて宙に浮かんだように見えます。

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よく膨らんだ腹部に比べて脚や頭部がとても貧弱に見えます。

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こんな顔です。

その2.

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こちらは体長約0.7mm

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頭部の形はその1.とよく似ていて、大きさもほぼ同じです。

(2016.08.08・神戸市中央区)

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2016年8月29日 (月)

シオカラトンボ交尾

記事を書く時間がないので古い写真を1枚。

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(2008.08.07・明石公園)

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2016年8月28日 (日)

サクラのハダニ

サクラの葉の裏にカメムシ卵の抜け殻が残っていたのでルーペで覗いてみると、その周囲はハダニの一種のコロニーになっていました。
細い糸が張り巡らされた中に成虫や様々な色・大きさの幼虫、卵が散らばっていてなかなかにぎやかです。

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赤い成虫は体長約0.5mm。以下撮影倍率はすべて同じです。

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体にまだ脱皮殻の一部をくっつけた幼虫も見えます。

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(2016.08.08・神戸市中央区)

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2016年8月27日 (土)

アワダチソウグンバイ・幼虫の脱皮

先日出した、トサカグンバイの幼虫の脱皮を撮影したのと同じ日なんですが、セイタカアワダチソウの葉裏にひしめくアワダチソウグンバイの幼虫を眺めているとここでも1匹だけ、脱皮中のものが見つかりました。

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脱皮後の体長は約1.1mmです。

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近くにいた若齢幼虫たち。体長0.7mm前後です。

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こちらの大きいのは1.2mmほどあります。

(2016.08.05・舞子墓園)



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2016年8月26日 (金)

ヒラフシアリ

アカメガシワの葉裏にアリが集まっていました。アブラムシの甘露が目当てのようですが、猛暑のせいか全く動きがありません。
葉をつまんでアップで撮り始めるとようやく動き出しました。これまで樹皮下で越冬している姿しか見ていなかったヒラフシアリ Technomyrmex gibbosus のようです。

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中に腹部が凹んだ個体がいました。

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何か事故にでも会ったのでしょうか。腹板がめくれあがっています。

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暑さのせいでアブラムシの方はちゃんと撮るのを忘れていて、名前の調べようがありません。

(2016.08.05・舞子墓園)

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2016年8月25日 (木)

ヒゲナガサシガメの脱皮殻

何の木だったか記録していませんが、葉の裏に残っていた脱皮殻です。おそらくヒゲナガサシガメでしょう。

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頭部の真ん中から伸びているのは裏返しになった口吻の表皮ではないかと思います。

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前脚の付け根あたりについている鱗粉は捕らえられた獲物のものでしょう。

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同じ日、コナラの葉の裏でじっとしていた成虫です。
幼虫・成虫ともいつ見てもこのような態勢で、未だ活動中の姿を見たことがありません。狩りは夜間に行うのではないかと推測しています。

(2016.08.05・舞子墓園)

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2016年8月24日 (水)

シャチホコガ幼虫

久しぶりに見つけたシャチホコガの幼虫ですが、コナラの枝が混み合った奥の方にぶら下がっていたので思うように撮れませんでした。
そらさんが撮っておられたような孵化直後の1齢幼虫を見たいと思っているのですが、まだお目にかかれません。

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(2016.08.05・舞子墓園)

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2016年8月23日 (火)

キバラコナカゲロウ?

ネジキの葉の裏にいたコナカゲロウの成虫です。
傍らに空の繭と蛹殻があるので、おそらく羽化直後なのでしょう。そう思ってみれば翅や体を覆う白い粉がまだ薄いようで、これは羽化後に自ら塗りつけるものだそうです。
2枚目の写真では後翅が透けて見えますが、前翅よりも僅かに短いだけなので以前掲載した Conwentzia属とは明らかに異なりまし、前翅の形や体長に対する長さも違います。他の候補を探したところ、HepotaさんそらさんBABAさんがいずれも疑問符つきでキバラコナカゲロウ Coniopteryx abdominalis とされている種と同じなのではないかという結論になりました。HepotaさんやBABAさんのものとは繭の形も一致します。体長は約1.5mm、翅端まで約1.9mmです。

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(2016.08.05・舞子墓園)

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2016年8月22日 (月)

トサカグンバイ・幼虫の脱皮

ネジキの葉の裏で、トサカグンバイの幼虫が脱皮していました。
以前に掲載したナシグンバイと同じようなものですが、こういう場面はやはり最後まで見届けたくなります。

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脱皮殻のお尻の先に排泄物らしき塊が見えます。脱皮中の足場を安定させるための接着剤として使っているのではないかと想像しているのですが、どうでしょうか。

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全体が抜け出しました。各部の突起や触角の毛の先に並んでいる透明の玉は脱皮殻に残っていて、新しい体表にはついていません。脱皮後あらためて分泌するようですが、何のためのものでしょうか。

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脱皮後の体長は約1.4mmです。

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別の葉の幼虫たち。

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脱皮後間もない成虫もいました。時間が経つとこんな色になります。

(2016.08.05・舞子墓園)

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2016年8月21日 (日)

クロツヤテントウ

カキの葉の裏についていた黒くて小さなテントウムシです。
こういう虫は地味だしこれといった特徴もないし調べても種名の分かる見込みも少なそうだし、ということで見ないふりをして通り過ぎることが多いのですが、この日は他にたいしたものも見つかりそうにないので被写体になってもらいました。
写真を見ながら保育社の甲虫図鑑の検索表を、いつものように確認できない部分はとばしながら辿ってみると、背面はほとんど無毛で光沢あり、頭楯は眼の前方で側方にひろがらない、前胸腹板は後端の丸い三角形、腿節は扁平、などの特徴からツヤテントウ族 Serangiini、さらに頭部や腿節の色、体長、分布域などからクロツヤテントウ Serangium japonicum となりました。たぶん合っていると思います。

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コナジラミ類を捕食するそうです。

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ひっくり返してみました。

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しばらくすると触角を伸ばし始めました。

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脚が体のくぼみにぴったり納まる構造に感心します。

(2016.08.05・舞子墓園)



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2016年8月20日 (土)

オオトモエ

6年ぶりに撮影したオオトモエ。
場所も季節も見つけた状況も前回とほとんど同じですが、今回の個体は残念ながら翅がかなり傷んでいます。
やはり足元からふいにとび出して、少し離れた土手にとまりました。たいがい地表近くに着地するので飛んで行った先をよく見定めておいて慎重に近付いて撮影すればよいのですが、なにしろこの色模様ですから、とまった場所がわかっていてもなかなか見つからないことがあります。

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(2016.07.29・学が丘北公園)

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2016年8月18日 (木)

ゴミグモの幼体

コナラの幹で小さな円網を張っていたゴミグモの幼体です。

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巣の主がカムフラージュのために集めたゴミも、周囲の糸に引っかかっているゴミも一様に同じ木屑からなっています。

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通常の、獲物の残骸などを寄せ集めた巣に比べるとちょっと清潔な感じがしますが、実はこの木屑はナラ枯れ菌の媒介者であるカシノナガシンクイの幼虫が排出したものなのです。
この公園にはもともとコナラの木が多かったのですが、昨年ころからこの病気のために甚大な被害を被っていて、すでに多数の木が拡散予防のため伐採されてしまいました。このゴミグモが巣を張った木も遠からず伐採されるものと思われます。

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体長約2.5mm。

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(2016.07.29・学が丘北公園)


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2016年8月17日 (水)

ヒロクチバエ科の一種(Neohemigaster sp.)

* 2016.08.28・追記 *

下の記事の中で引用した「一寸のハエ・・・」のコメントを書かれた茨城@市毛さんから、「写真のヒロクチバエは、「東洋区に分布する Neohemigaster 属の1種です。」と教えていただきました。タイトルにも属名を入れておきます。

コナラの幹を派手な色合いのハエが歩き回っていました。。
初めて見る種で、ヒロクチバエの仲間らしいのでその線で探すとAclerisさんの「いもむしうんちは雨の音」に同種と思われるものが掲載されていました。

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Aclerisさんが引用されている「一寸のハエに五分の大和魂・改」の記事にやはり同種と思われるハエが登場していて、「PterogeniaかEuprosopiaの1種だと思います。」というコメントがついています。

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この個体は雌だったようで、忙しく歩きながらときどき産卵管を伸ばしていますが、ほとんど立ち止まらないのでうまく撮れません。

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大きな口器と美しい複眼。

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先端が切れていますが、翅脈がはっきり見える写真はこれだけでした。

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これは同じ日、マテバシイの幹で樹液を吸っていた別個体です。

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背面の黒色部がやや広いようですが、これも雌でしょうか。体長は先の個体と同じ、約7mmです。

(2016.07.29・学が丘北公園)

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2016年8月16日 (火)

ウスベニチャタテ・孵化

ハゼノキの葉の裏で、ウスベニチャタテの卵が孵化していました。

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卵から出てきた幼虫が4匹。卵殻そのものにはピントが合っていませんが、色の薄いのはすでに幼虫が出た後のようです。

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母虫の産卵とその後の糸かけの様子はこちらに出していますが、かけられた糸はケチャタテ類(こちらこちら)やウスイロチャタテに比べると疎らです。その代わりかどうか糸の上に小さな粒が並んでいますが、粘着性でもあるのかどうか、よく分かりません。

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孵化の際にこの糸が邪魔にならないのかと、いつも不思議に思います。

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同じ葉裏の少し離れた場所に集まっていた孵化幼虫。体長約0.75mmです。

(2016.07.29・学が丘北公園)



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2016年8月15日 (月)

オオホシカメムシ

先日掲載したガマカスミカメヒメダルマハナカメムシ?はどちらもアカメガシワで見つけたものですが、この植物を好むカメムシと言えばまずこのオオホシカメムシ Physopelta gutta ですね。

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よく似た種に同属のヒメホシカメムシ P.parviceps がいて、やはりアカメガシワでよく見られますが、オオホシの方が腹部が赤いというのが区別点の一つだそうです。

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実に口吻を突き刺して吸汁しています。

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交尾中の雌雄もあちこちの枝先で見られました。

(2016.07.29・学が丘北公園)

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2016年8月14日 (日)

ヒメグンバイ幼虫とタカラダニの一種

アベマキの葉の裏のヒメグンバイ幼虫です。

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葉面に口吻を突き刺して吸汁していますが・・・。

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背中には大きなタカラダニがとりついています。

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グンバイ幼虫は体長約1.2mm、タカラダニは0.5mm。

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背中に並んだ突起はダニ除けにはならないようです。

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こんな大きな荷物を背負っていてはこれ以上成長するのは難しいでしょうね。

(2016.07.23・明石公園)

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ウスバフタホシコケガ

これはウスバフタホシコケガだと思います。イヌビワの葉裏にとまっていました。

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前翅長6mmくらいです。

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ふかふかと手触りの良さそうな翅です。

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細い毛のような鱗紛。それともこの下に普通の鱗紛が隠れているんでしょうか。

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(2016.07.23・明石公園)


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2016年8月12日 (金)

セマルヤリダニ属の一種?(改題)

* 2016.08.14・追記とタイトル変更 *

Tinea3さんからEvimirus(ヤリダニ科セマルヤリダニ属 )のようにも見えるとコメントをいただきました。ご紹介いただいた画像を見ると確かによく似ているので、イトダニ科の一種?としていたタイトルを変更しました。

枯れ枝の樹皮下にいた、体長1.2mmほどのダニ。以前BABAさんが?ササラダニ ( Oribatida )の一種として掲載されていたものと同じ種だと思います。
同種、もしく近縁種と思われるものはフッカーSさんのサイトでも紹介されていて、そちらではイトダニ科の一種とされていました。そこで触れられているようにUropodidaeで検索すると同じような、体全体がお皿かボウルのような背甲に覆われた体形のダニの画像が多く見られます。大雑把な印象ではこちらの方が近いように思われるので、この記事では疑問符つきでイトダニ科としました。

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まるでヘルメットの下から足が出て歩いているような。

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イレコダニの一種に出くわしました。

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縁と平行に走るきれいな線はまるで工業製品のようです。

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真上から見ると体は完全に背甲の下に隠れて見えません。

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体の下面がわずかに見えます。詳細な構造はBABAさんの見事な深度合成画像をご覧ください。

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(2016.07.23・明石公園)

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2016年8月11日 (木)

クロツツマグソコガネ

林の中に転がっていた枯れ枝の樹皮を剥がすと出てきました。
甲虫図鑑でクロツツマグソコガネ Saprosites japonicus と当たりをつけ、ネットで探すとフッカーSさんBABAさんの記事が出てきました。同種で間違いないと思います。マグソコガネの名はあっても朽木の中で暮らしている種のようです。

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まずは裏面から。最初出てきた時、この状態でした。恥ずかしくて両手で顔を隠しているといった格好です。

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しばらくすると動き始め、ようやく顔が見えました。

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なんとか起き直りました。体長は約3.5mm。

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眼がどこにあるのやら・・・。

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触角が出てきましたが、正面からでは複眼がほとんど見えません。文字通り楯の様な頭楯です。

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前脛節と触角。ピンボケですが複眼も見えます。

(2016.07.23・明石公園)

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2016年8月10日 (水)

ヤスデの子ども(ハガヤスデ科?)

地面に落ちた枯れ枝の裏にいた、体長1.5mmばかりのヤスデの幼体です。
この体形はシロハダヤスデ科かハガヤスデ科のどちらかでしょう。前者であれば背板の瘤から細毛が生えているはずで、下の写真にはそれが見当たりませんが、なにしろ小さいのでまだ生えていないのかも知れず、生えていても写っていないという可能性もあります。
シロハダヤスデ科のマクラギヤスデはこちら、またハガヤスデ科と思われる、もう少し成長したものはこちらに出しています。

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(2016.07.23・明石公園)

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2016年8月 9日 (火)

シロヒゲナガゾウムシとダニ

切り株の上にいたシロヒゲナガゾウムシの雌ですが、逃げ出した途端自分でひっくり返ってしまいました。

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気の毒に、ダニを一杯抱え込んでいます。

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なんとか自分で払い除けられないもんでしょうかね。

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こういう、お皿を被ったような格好はイトダニ科に多いようですが、よく分かりません。以前掲載したユミアシゴミムシダマシや、オオヒラタエンマムシについていたダニも種は明らかに違いますがよく似た体形です。こっちに向いているのはお尻かな?

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平べったいダニは体長約0.5mmですが、よく見るとその下にもっと小さなダニが・・・。

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この連中は大きいダニの子どもでしょうか。それとも別種?
体長はせいぜい0.1mmでしょう。

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ひっくり返ったままですが、顔面です。虫の顔色は判りませんが、かなり弱っているんでしょうね。

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やがて自分で起き直りました。

(2016.07.21・学が丘北公園)

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2016年8月 8日 (月)

トゲグモ♀

木立の間、行く手に張られたクモの巣を払いのけようとして思わず手を止めました。これまで写真でしか見たことのなかったトゲグモです。

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南方にはおそろしく奇抜な格好・極彩色のお仲間がたくさんいるようです。

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撮影を始めるとちょうどハエが1匹、網にかかりました。

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これはクモが消化液を出しているんでしょうか。獲物の体液にしては多すぎるようです。
 小さな獲物だったせいか、見る間に食べ終えてしまいました。

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網が風に揺れて始末が悪いので、気の毒ですが捕まえて枯れ枝の上に降ろしました。

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大顎が黒光りしています。
 

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3対の棘、というより角ですね。雄ははるかに小型で、鈍い突起が1対あるだけとのこと。そっちの方も見たいものです。

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逃げるのを追いかけていると突然ひっくり返ってしばし擬死状態。

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出糸突起が見えます。

(2016.07.23・学が丘北公園)








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2016年8月 7日 (日)

ウスベニチャタテのムシカビ

ツバキの葉裏にいたウスベニチャタテ。よく見るとすでに死んでいました。ムシカビに侵されているようです。

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腹部がカビに覆われています。

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カビも寄主に合わせて薄紅色?

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顔を見れば雄です。生時には赤っぽい複眼も死んでいます。

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お尻から見たところ。かなり厚く覆われているように見えます。

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こちらは生きているウスベニチャタテの雄です。

(2016.07.21・学が丘北公園/5枚目のみ2016.07.23・明石公園



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2016年8月 6日 (土)

粘菌の子実体

こういうものには全く知識もなく、見かけてもあまり撮ることがないのですが、これは綺麗なので撮ってきました。樹勢が衰えてコケに覆われたサクラの幹に生えていたもので、黄色い球の直径が0.5mmくらいです。
ネットや図鑑で調べても一致するものが見つからないので知り合いの粘菌屋さんに尋ねてみるとSNSで粘菌仲間に紹介してくださって、その中のお一人から Physarum limonium で検索してみるよう助言をいただきました。海外サイトでその画像が見つかりましたが、確かによく似ています。

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(2016.07.11・姫路市 増位山)

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2016年8月 5日 (金)

ヒメカスミショウジョウバエ?(?Collessia kirishimana)

地面から生えていた丈の低いキノコに集まっていた小型のハエです。
初めて見る種で、名前調べは難航しそうだと覚悟していたところに、ちょうど同じ種を撮られたBABAさんが有力候補を見つけて記事にされました。
BABAさんが参照されたみんなで作る双翅目図鑑」にはよく似た種が疑問符つきでヒメカスミショウジョウバエ Collessia kirishimana として掲載されています。特徴的な斑紋がよく一致しおそらく同じ種と思われるので、BABAさんに倣って疑問符つきでこの種名を掲げておきます。

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この個体で体長約2.1mm。

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1枚目と同じ個体です。

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こちらの個体はなぜか両複眼が凸凹です。羽化の際の事故でしょうか。

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その背面。翅端まで約2.9mm。

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これも同じ個体。何かキノコの表面からとび出した部分に口器をつけています。

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なんでしょうか。

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数匹いましたが、正面からは撮らせてもらえませんでした。

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こんなキノコです。

(2016.07.21・学が丘北公園)



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2016年8月 4日 (木)

アリヤドリコバチ科の一種・雌

コバノミツバツツジの葉にとまっていたアリヤドリコバチの一種です。
おそらくちょうど1年前に同じ場所で見たものと同種で、前回のものが雄、今回のは雌でしょう。数枚撮ったところで逃げられてしまいました。体長はやや小さく約5mmでした。

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前回の雄に比べて腹部が大きく、その大部分がオレンジ色をしています。

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触角はやや短く、節数も2個少ないようです。

(2016.07.21・学が丘北公園)

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2016年8月 3日 (水)

クサカゲロウの一種の幼虫

ツバキの葉の裏で、ゴミの山を背負ったクサカゲロウ幼虫が何かと格闘していました。

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昆虫の死骸か脱皮殻か、クモの食べかすか、要するにゴミにしか見えませんがしきりに大顎で噛みついています。

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やがて中からひとかけら引っ張り出すと…。

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振り仰ぐようにして頭上のゴミの山に付け加えました。どうやら最初から食べるためにつついていたわけではなかったようです。

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その後もいくつかのゴミをくっつけましたが、シャッターのタイミングがうまく合いません。

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荷物の中にはチャタテムシの卵の殻が多いようです。ご馳走になった後でくっつけたのか、それとも殻を拾っただけなのか。

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さらに背伸びをするような格好で上面を攻撃しはじめました。

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立て続けに浴びせられるストロボ光も気にせず執拗に攻撃を続けるのを見ていると、ただカムフラージュの材料を漁っているだけではないような気もします。実際はどうなんでしょうね。

(2016.07.21・学が丘北公園)


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2016年8月 2日 (火)

ヒメダルマハナカメムシ?(Bilia ?japonica)

昨日の記事のガマカスミカメと同じアカメガシワですが、これは花序ではなく葉の裏にいた小さなハナカメムシです。
かたわらに脱皮殻があって羽化直後らしく、淡紅色の体色もそのせいでしょう。と言うことは本来の体色が分からないわけですが、「日本原色カメムシ図鑑1・2」を見ればハナカメムシ科でこういう頭部が短く、ずんぐりした体形をしているのはダルマハナカメムシ属(Bilia)以外にはありません。日本産は4種だそうで図鑑にはすべて図示されています。本来の体色が出ていないこともあって外見から判断するのは無理ですが、体長(約1.5mm)と分布域、それに「アカメガシワ、オオハギ、ウラジロエノキなどに見られる」という記述からからヒメダルマハナカメムシ Bilia ?japonica の可能性が高いと判断しました。
試しにこの和名で検索するとtukikさんの記事が出てきました。タイトルはハナカメムシの一種とされていますが、ezo-aphidさんからヒメダルマの可能性が高いとのコメントがついています。そちらの方は脚と触角以外ほぼ黒色なのでずいぶん印象が違いますが、体形や触角の構造は一致するように思われます。

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見つけた時は脱皮殻のかたわらでじっとしていました。

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撮影を始めると動き出して口吻を伸ばしましたが、もう吸汁できるほど硬くなっているんでしょうかね。

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残された脱皮殻です。

(2016.07.21・学が丘北公園)



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2016年8月 1日 (月)

ガマカスミカメ

花の終わった後のアカメガシワの花序で見つけたカスミカメムシです。
カスミカメと言えば「日本原色カメムシ図鑑・第2巻」で、パラパラと頁をめくるとすぐにそれらしい写真が見つかりました。ガマカスミカメ Coridromius bufo という種で、和名の「ガマ」と、前胸背板の色が図鑑の方が黒っぽいのがちょっと気になったのですが、説明文には西日本のアカメガシワに普通に見られるとあり、体長もぴったりの2.5mm内外とされているのでので間違いないでしょう。
ネット上の画像を探すと、一昨年のそよかぜさんの記事でやはりアカメガシワにいたものを紹介されていました。

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(2016.07.21・学が丘北公園)


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