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2016年9月 5日 (月)

ハダニの一種とハダニタマバエ幼虫

イヌホオズキ類と思われる、黄変して萎れかけた葉を裏返すと、ハダニの仲間が糸を張り巡らせてコロニーを作っていました。

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ほとんど空中生活者のように見えますが、食事の際には葉面に降りるのでしょうか。

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体長は0.3mm前後。目立って大きい個体も目につかないので、これで成虫でしょうか。

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ここでは2匹づつペアになっているように見えます。

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ハダニに交じってところどころにこんな幼虫がいました。ショクガタマバエかと思ったのですが、ハダニには専門のハダニタマバエ類(Feltiella 属)という天敵がいるそうなので、おそらくそれだと思います。この個体で体長約0.9mmです。

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こちらの個体は約1.1mm。獲物を捕らえたところのように見えますが、今一つはっきり確認できません。

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右のハダニは体液を吸われた後の残骸でしょう。

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先の尖った方が頭のようです。

(2016.09.02・明石公園)

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