アシダカグモ♂

エノキの幹に開いた洞の入り口にアシダカグモが見えていました。
臆病なクモで、普通こういう場面ではほとんど目が合った瞬間に洞の奥へ逃げ込まれてしまうのですが、暑さで鈍感になっているのかそろそろとカメラを近づけてもしばらくはじっとしていてくれました。
以前に掲載した雌と違って８本の脚もちゃんと揃い、なかなか毛並みの美しい雄です。

頭よりかなり高い位置だったので、背伸びをしながら片手でカメラを持ち、オートフォーカス恃みの撮影になりました。普段等倍以上の撮影が多いのでほとんど使う機会もありませんが、こういう時にはとても便利な機能ですね。

この手のクモはいまだに怖いのです。

やがて徐々に奥の方へ後退していきました。

（2016.09.02・明石公園）