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2016年9月 2日 (金)

キハダエビグモに捕らえられたセミヤドリガ

数年ぶりにお目にかかったセミヤドリガは哀れにもキハダエビグモの餌食になっていました。クモは卵嚢を守っている最中だったようですが、そこにたまたま獲物がとび込んできたのでしょう。

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この蛾は鱗紛が剥がれやすいことで知られているようですが、捕らえられて間がないのか、結構きれいに残っています。

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漆黒の中に鋼のような光沢のある鱗紛が浮かび上がります。

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保育社の図鑑には「雄の触角は両櫛歯状」とあるのでこれも雄だろうと思ったのですが、ネット上で見られる写真で触角の形が確認できるものはほとんど同様の「両櫛歯状」ですし、この種の雄は極めて稀で雌が単為生殖するという記事も読んだことがあります。ということはやはりこれも雌でしょうか。
以前に撮った幼虫と成虫はこちらに掲載しています。

(2016.08.19・明石公園)

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