オドリバエ科の一種(?Tachydromia sp.)
この小さなオドリバエはこれまでにも度々目にしてはいたのですが、いつも木の幹を足早に歩き回っているばかりで立ち止まるということがなく、撮影の機会がありませんでした。今回も見つけた時にはかなりの速さで歩いていたのをしばらく目で追っているうち、運よくしばらくの間動きを止めてくれたのでどうにか初めてカメラに収めることができた次第です。
オドリバエ科と見当はついてもそれ以上が全く分からないのでとりあえずネット画像を探してみるとお馴染みのtukikさんのところで似たものが見つかりました。はっきりした違いが見当たらず大きさもほぼ同じなので同種かもしれませんが、属名までは挙げられていません。
そこで三枝先生の「日本産オドリバエの絵解き検索」を、写真で確認できる特徴だけ拾って辿ってみると Tachydromiaという属に落ち着きました。次にその属名で探すと、国内のサイトではほとんど画像が見つかりませんが海外サイトでは下の写真によく似た画像がたくさん出てきました。この属で当たりなのではないかと思っています。
(2016.09.02・明石公園)
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