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2016年10月の21件の記事

2016年10月30日 (日)

フクロワムシ属の一種(Asplanchna sp.)

以前このブログでフクロワムシモドキ属の一種(Asplanchnopus sp.)を紹介したことがありますが、今回は「擬き」のつかないフクロワムシ(Asplanchna sp.)です。前者とよく似ていますが、こちらには足がありません。体長0.5mmほどもある大型のワムシです。

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和名どおりの袋状の体はほとんど透明で空っぽのように見えます。
画面内のスケールバーはすべて100μmです。

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足がありません。

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動画です。



(2016.10.21・明石公園 桜堀にて採集)

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2016年10月29日 (土)

ドロワムシの一種(Synchaeta ?stylata)

お堀の水を採ってきて覗いてみると、ちょうど今が多い季節なのかドロワムシの仲間が沢山いました。かなり高速で泳ぐワムシですが、下の写真の個体は動きが遅く、少し弱っているのかとも思いましたが、他の個体に比べて体が大きく、また体内が多数のソーセージ状の物体で充満しているので、そのことが関係しているのかも知れません。

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左が頭部で、暗赤色の眼が見えます。頭部両側の耳状突起に繊毛が生えていてその運動で前進します。以下、画面内のスケールバーは100μmです。

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丸まったところ。ツボワムシなどと違って硬い被甲がありません。

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図鑑の図と見比べると普通種のドロワムシ Synchaeta stylataのようですが、自信はありません。

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体に一杯詰まっているソーセージ状の物体は何でしょうか。


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体の後部。画面中央の丸いのは卵でしょう。

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頭部付近。耳状突起の繊毛。

動画です。

上の写真の個体は後半に出てきます。ツボワムシの仲間もとび入りで登場します。


(2016.10.21・明石公園 桜堀で採集)

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2016年10月27日 (木)

オビデオゾウムシ

先日センダンコクロキジラミを見つけたセンダンの木の葉裏を眺めていると、キジラミはいない代わりに小型のゾウムシが見つかりました。よく探すとあちこちの葉についています。
口吻を除いた体長が2.3mmほどで、目立った特徴もないので名前調べには手間どるだろうと覚悟しながら保育社の甲虫図鑑のページを繰ると意外にあっさりと候補が見つかりました。オビデオゾウムシ Orsophagus trifasciatusという種です。体形や上翅の斑紋、体長も一致しますし、さらに「センダンの葉捲中で発見される」とあるので間違いないでしょう。

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図鑑には「少ない」とありますが、このセンダンの木には沢山いました。

(2016.10.19・明石公園)

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2016年10月26日 (水)

ドウシグモ

アラカシの幹でアリを捕らえていたドウシグモ Asceua japonicaです。
このブログではすでに2度掲載していますが、分布が局所的で数も少ないらしく、ネット上の画像も多くないのでまた出します。

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日陰になった幹の下面で非常に暗い場所だったのですが、何か黒いアリのようなものが見えると思ってポケットライトで照らすとこのクモでした。

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体長3.2mmほどの雌で、獲物はトビイロケアリのようです。同じ場所で以前にもアリ(おそらくハリブトシリアゲアリ)を捕らえているのを撮影しています。

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ドウシグモの属するホウシグモ科はこの頭胸部の形から法師蜘蛛の名がつけられたそうです。

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ドウシグモの生態はこれまでほとんど不明のままだったのですが、最近の研究でこのクモが「樹上性の小型アリを専食するスペシャリスト捕食者」であることが突き止められたそうです。「Ⅲ月紀・修羅」にはその捕食習性の解明に至った経緯とともにアリを捕らえる特異かつ見事な方法が多数の写真を交えて詳しく紹介されていて、必見です。
冬の間は樹皮下で越冬するようです(こちら)。

(2016.10.19・明石公園)

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2016年10月25日 (火)

シノノメトンビグモ

モチノキの幹の窪みでじっとしていたクモですが、見覚えがない気がしてとりあえず撮影して帰りました。
あまり特徴のない地味なクモなので名前には調べにはちょっと手間どりましたが、長い糸いぼからワシグモ科の仲間らしいことが分かり、さらにネット画像との絵合わせでシノノメトンビグモ Hitobia asiaticaという種に落ち着きました。

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腹部背面後半の白斑の形が特徴の一つのようです。

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低倍率の写真から切り出したので不鮮明ですが、2対の長い糸いぼがワシグモ科の特徴だそうです。

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単眼列をもっと大きく撮っておこうと倍率を上げたのですが、一度目を離したのでなかなかファインダーに捉えることができず、どこだどこだとカメラを動かしている間に逃げられてしまいました。度々やらかす失敗です。

(2016.10.19・明石公園)

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2016年10月24日 (月)

クスサンの卵

モチノキの幹に産み付けられていたクスサンの卵です。
この公園ではときどき見かけるのですが、成虫にはまだお目にかかれません。

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個々の卵は直径1.5×高さ2.2mmくらいの大きさです。

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寄生バチでも来ていないかと期待しましたがいませんでした。

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(2016.10.19・明石公園)

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2016年10月23日 (日)

クロオオアリ

撮影中しばらく地面に置いていたカメラバッグにふと目をやると、こんなものが上がってきていました。

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体調11mmほどのクロオアリが、別のアリの死骸を咥えて運んでいるところだと思ったのですが…。

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触角に噛みついているのは死んだアリの方でした。生きている方はなんとかこのお荷物から逃れようとしてか、やみくもに同じ場所を行ったり来たりしています。

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しかし死骸の方は敵の触角を大顎でがっちり咥えこんでいて、ちょっとやそっとで振り離せそうにはありません。

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頭はほとんど皮一枚で胴体につながっているだけです。屍になってからも敵を困らせ続ける、あっぱれな兵隊というべきでしょうか。

(2016.10.19・明石公園)


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2016年10月22日 (土)

クロガネモチの実に産卵するキイロカタビロコバチ

前回の記事で、いつも見ているクロガネモチではニッポンオナガコバチはまだ出てきていなかったと書きましたが、代わりに別のコバチが来て赤く色づいた実に産卵していました。冬場の葉裏ではお馴染みのキロカタビロコバチ Sycophila variegataです。

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最初に見つけた個体です。産卵しているのですが、手前の枝や実が邪魔になって思うように撮れません。

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上と同じ個体です。ピントが合っていませんが、前翅前縁の黒紋はSycophila属の特徴だそうです。

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2匹目はもう少し撮りやすい場所で見つかりました。

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産卵管鞘を上方にはね上げている姿勢が、同じカタビロコバチ科でもこちらなどとはずいぶん違います。この雌も間もなく飛び去ってしまい満足できるほど撮ることはかないませんでしたが、これまで越冬中の、ただじっとしている姿しか見ていなかった種の活動期の様子を初めて見るとやはり嬉しくなります。

キイロカタビロコバチは多種のタマバチ幼虫に外部寄生することが知られているそうです。このクロガネモチでは毎年11月末から12月にかけてその実からニッポンオナガコバチが羽化してくるのを観察しているので、それがキロカタビロコバチの寄主になっていることが考えられますが、タマバチ類以外の寄主が知られているのかどうか分かりません。あるいはオナガコバチとは別に、タマバチの仲間もこの実に寄生しているのでしょうか。この日同じ木で数匹のキイロカタビロコバチが赤い実の上にいるのが見られたので、少なくとも偶然ではないと思います。
そのことに関連して、この5月末に同じ公園内のイスノキの実に別種のカタビロコバチの一種が産卵しているのを見ましたが、このイスノキでは以前からオナガコバチ科のイスノキモンオナガコバチが発生しているのを確認しています。2種のオナガコバチと2種のカタビロコバチ、それぞれが寄主と寄生者の関係にあるのかそれともカタビロコバチの寄主は別に存在しているのか、興味を惹かれます。

(2016.10.19・明石公園)

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2016年10月20日 (木)

ニッポンオナガコバチの♂たち

約1か月ぶりの虫撮りのご報告。
1本のカクレミノの葉に小さなハチが集まっていました。ニッポンオナガコバチの雄のようです。例年11月頃から見かけるお馴染みのコバチですが、10月19日というのはかなり早い記録です。
この公園で毎年羽化を観察している数本のクロガネモチでは出てくるのは11月末頃からで、念のために少し離れた場所にあるその木を見に行きましたが、実は赤くなっているもののこのハチは1匹も見られず、またそれらしい脱出口の開いた実も確認できませんでした。
そこで思い出したのが3年前のそよかぜさんの記事で、11月初旬にナナミノキに雄たちが集まって雌の羽化を待つ様子を観察されたものです。それは同じ公園内のクロガネモチでの羽化よりも時期が早いということも書かれています。
もう1点気になったのが大きさで、今回撮影した雄のうち大きなものは翅端まで5mmほどもあり、これまでクロガネモチで見た最大の雄より1mmほども大きく、以前モチノキで見たモチノキタネオナガコバチと同等です。ニッポンオナガコバチ Macrodasyceras japonicum の雄とモチノキタネオナガコバチ M.hirsutum の雄は互いに酷似しているので、大きさから考えて最初モチノキタネオナガコバチかも知れないと考えましたが、この種の羽化の時期が5月下旬~6月と8月の年2回(こちらの記事への上條先生からのコメント)ということなので今頃まで雄が飛び回っているとは考えにくく、除外しました。
ここでも参考になるのがそよかぜさんの記事で、クロガネモチで羽化した個体よりも、より種子の大きなナナミノキから羽化した個体(いずれも雄)の方が平均して明らかに大型であることを確認されています。翅端まで4.5mm前後(クロガネモチからの個体は3.5mm前後)ということですから5mmの個体は異例ではないでしょう。
以上を考え合わせると、これまでこの公園でナナミノキにニッポンオナガコバチが来ているのは見たことがなかったのですが、やはりどこかにこのハチを発生させているナナミノキがあるものと思われます。今後の宿題ができました。
宿題と言えば、今年もとうとうこのハチの産卵シーンを見ることができませんでした。これも来年に持ち越しです。

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あちらこちらの葉に1~2匹づつ、また(特に小型の個体は)葉から葉へと盛んに飛び回っていました。

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これは最大クラスで、翅端まで約5mmあります。

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こちらは約3.5mm。別種かと思われるほど体色が違います。この種の雄はサイズが大きくなるほど暗化するようです(こちらの記事)。
3mmに満たないと思われる小型の個体も多数見られましたが、小さくなるほど落ち着きもなくなるようで、やたらと飛び回って撮影できませんでした。

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しきりに葉面についた水(アブラムシの甘露?)を舐めていました。

(2016.10.19・明石公園)





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2016年10月15日 (土)

ヒゲナガケンミジンコの一種

ここしばらくネタ切れの上に雑用が多くて、更新がままなりません。
とりあえず7年前の今日の写真を。
いつもの公園池で採ってきたヒゲナガケンミジンコの仲間です。

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(2009.10.05・明石公園 乙女池にて採集)

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2016年10月12日 (水)

ツノオビムシの一種(Ceratium sp.)

まず動画から。渦鞭毛藻類、ケラチウム属(Ceratium)の一種です。ツノオビムシ、あるいはツノモという和名がついています。
以前掲載したマルウズオビムシ Peridinium などに近い仲間で、2本の鞭毛を持った単細胞生物です。

これは2細胞が連結した群体で、盛んに鞭毛(縦鞭毛)を動かしているのが見えます。シャーレの中ではこの鞭毛の運動によってゆっくり前進するのが観察できたのですが、カバーグラスを載せて封じたためか動きがほとんど止まっています。

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静止画を撮る前に2細胞が分かれてしまいました。群体を作る場合には後方の細胞の頂角(細胞の中心から真っ直ぐ前方に伸びる角)は短くなるようです。
画面内のスケールバーは50μm(以下同じ)です。

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これは頂角の長い方の細胞です。コップの欠けた部分のようにこちらに向かって大きく口を開けた部分を縦溝、それに対して直角に周囲を取り巻いている溝を横溝と呼ぶそうです。

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奥の方(背面)にピントを合わせています。褐色の粒は葉緑体です。

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これは単独でいた別個体。

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縦溝に沿って伸びている鞭毛が縦鞭毛で、最初の動画に見えているのも同じですが、横溝に沿って伸びる横鞭毛は写真では確認できません。

(2016.10.05・西舞子海岸にて採集)

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2016年10月10日 (月)

ニレノミハムシを捕らえたヨコヅナサシガメ幼虫

古い写真なので1枚だけ。
アラカシの幹でニレノミハムシを捕らえていたヨコヅナサシガメ幼虫です。

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(2009.10.05・明石公園)

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2016年10月 9日 (日)

フジツボ類のノープリウス幼生

フジツボの一種のノープリウス(Nauplius)幼生です。この日はたくさん採れました。
シャーレに移して実体顕微鏡で眺めると付属肢を団扇を煽ぐようにせっせと動かして泳いでいるのですが、動作が大きい割にはあまり前へ進みません。
ノープリウスの次の段階が二枚貝のような姿のキプリス(cypris)幼生で、この段階で適当な場所を探して固着し、変態して生体になります。今回キプリス幼生はほとんど見つかりませんでした。以前に撮った写真はこちらにあります。

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スケールバーは0.1mm、最後の1枚のみ0.05mmです。

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一つだけある単眼はノープリウス眼と呼ばれます。

(2016.10.05・西舞子海岸にて採集)


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2016年10月 8日 (土)

カイアシ類の一種

羽毛状の、綺麗な尾(叉肢と呼びます)を持ったカイアシ類がいました。

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体の厚みがあるので全体にピントが合いません。綺麗な青色は構造色だと思います。スケールバーは0.5mmです。

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スケールバーは0.1mmで、以下同じです。

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横向きになったところ。

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ネット画像を見るとこれよりはるかに豪華な叉肢を持った種がいるようですが、何のためにこんなものが発達したんでしょうね。

(2016.10.05・西舞子海岸にて採集)

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2016年10月 7日 (金)

スチコロンケ(Sticholonche zanclea)

虫の写真がネタ切れにつき久しぶりにプランクトンを。
これはスチコロンケ Sticholonche zanclea という単細胞生物の一種です。従来から太陽虫に含められていたのが最近では放散虫に分類されることが多いようですが、いずれにしても1属1種の変わり者だそうです。
シャーレの海水の中では長い針を揺らしてゆっくり動いているのが実体顕微鏡で見えるのですが、スライドガラスに取ってカバーガラスを載せると、押し潰さないように水をたっぷり含ませていても間もなく動きを止めてしまいます。
写真はすべて同じ個体で、画面内のスケールは50μmです。

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(2016.10.05・西舞子海岸にて採集)

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2016年10月 6日 (木)

センダンコクロキジラミ

以前このキジラミを掲載した際には最初コクロキジラミ Metapsylla nigra としていたのですが、Hepotaさんのご指摘で同属のセンダンコクロキジラミ M.uei であることが分かりました。(本物のコクロキジラミはこちらです。)
まだ数回しか見たことのない種で前回の記事はヤツデの葉裏で越冬中の個体でしたが、今回初めて和名の由来であるセンダンの葉の裏にいるのを見つけました。センダンを寄主としているのでこの木にいたのは当然ですが、時期が遅いのか他には一匹も見つかりませんでした。

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(2016.09.25・明石公園)

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2016年10月 5日 (水)

卵嚢を守るアズチグモ♀

クサギの葉の裏に産み付けた卵嚢の上に陣取っているアズチグモの雌です。

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(2016.09.25・明石公園)

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2016年10月 4日 (火)

サルスベリフクロカイガラムシに産卵するコガネコバチ科 Moranila sp.

サルスベリの幹に点々とついたサルスベリフクロカイガラムシ Eriococcus lagerstroemiae を見ていると、寄生バチらしき小さなハチがその周りをうろついているのに気がつきました。とりあえず数枚撮ってからモニタを確認すると、これまで越冬中の姿しか見たことのなかったコガネコバチ科 Moranila属の一種です。カイガラムシに産卵しているようです。

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見ているとまだ白いワックスに覆われていない小さな幼虫にしきりに関心を示しています。

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最後に腹端をカイガラムシ幼虫に向けてしばらくじっとしていました。産卵しているのだと思いますが、残念ながら産卵管が確認できません。

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時々、やはりカイガラムシ目当てに走り回っているトビイロケアリに出くわして飛んで逃げていきますが、しばらくすると戻ってきて産卵行動を再開します。

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腹端のあたりにピントを合わせたのですが、やはり産卵管は確認できません。

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何度かチャンスはあったのですが、産卵管はついに写りませんでした。

(2016.9.25・明石公園)

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2016年10月 3日 (月)

トビコバチ科の一種

トビコバチの仲間もこれまでにずいぶん撮った気がしますが、これは初めての種だと思います。ここ数日来の記事と同じく、樹液を流すアベマキの幹を歩き回っていました。昨日のコマユバチ同様、やはり樹液の中に潜む卵か幼虫に寄生卵を生みこむのが目的なのではないかと思いますが、産卵は確認できませんでした。

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翅端まで約2.6mm。高速で歩き回って立ち止まらないのでファインダーに捉え続けるだけで精一杯です。

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一瞬立ち止まって産卵姿勢に入ったようなのですが、すぐにまた歩き始めてしまいました。

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(2016.09.25・明石公園)

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2016年10月 2日 (日)

コマユバチ科の一種の産卵行動

引き続き樹液を流すアベマキの幹で見た虫です。
あたりをうるさく飛びかうハエ類に交じってコマユバチが1匹、樹液でべたつく樹皮の上を歩き回っていました。時々立ち止まっては腹部を曲げ、産卵管を突き立てています。樹液の中に潜む何者かの卵か幼虫に寄生卵を産みこんでいるのでしょうが、外から見ただけでは何があるのか全く分かりませんでした。

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体長約4.3mm。

(2016.09.25・明石公園)

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2016年10月 1日 (土)

モンキアシナガヤセバエの口器

先日も登場したばかりのモンキアシナガヤセバエです。昨日の記事と同じアベマキの幹から流れる樹液を吸っていました。
かなり臆病というか、警戒心の強い種で、近づくと動作を中止してその場を離れてしまうことが多いのですが、この個体は余程空腹だったのかレンズの前で樹液を吸い続けていました。

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非常に速く口器を出し入れするのでストロボを使ってもほとんどブレてしまいます。

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よく伸びる、面白い形の口器ですね。

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Monkiashinagayasebaea
GIFアニメにしてみました。たくさん撮った中から動作がつながるように適当に並べていますが、実際の動作はこれよりはるかに高速です。

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(2016.09.25・明石公園)

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