オカメワラジムシの一種(改題)
* 2024.04.08・タイトル修正 *
当初「ナガワラジムシの一種」としていましたが、草鞋さんより、オカメワラジムシ(Exallononiscus 属)ではないかとのご指摘を受けました。ネット上の記事や画像を調べてみたところ、ご指摘通りと思われますので、タイトルを修正しました。好蟻性で、アリの巣でよく見つかる種だそうです。
落ち葉に埋もれていた枯れ枝を裏返すと、小さな白いワラジムシが数匹くっついていました。体長は3mm前後で、周りに沢山いるワラジムシの子どもかと思ったのですが調べてみると別の科のナガワラジムシの仲間のようです。ワラジムシの幼体では体節表面が平滑なのに対してナガワラジムシでは凹凸があるという違いがあるそうです。但しナガワラジムシ Haplophthalmus danicusの場合は胸部背面に並ぶ突起が縦長になるのですが、今回撮ったものは写真で見るように顆粒状の突起が並んでいるだけなので別の種と思われます。
(2016.12.08・明石公園)
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コメント
これはオカメワラジムシではないでしょうか。
投稿: 草鞋 | 2024年4月 7日 (日) 20時17分
草鞋さん、ご指摘ありがとうございます。
恥ずかしながらオカメワラジムシの存在すら知りませんでした。
ネット画像との絵合わせでナガワラジムシ類だろうと考えたのですが、あらためてオカメワラジムシの画像を探してみると、非常によく似た画像がいくつも見つかりました。
専門的な判別点などは分かりませんが、ご指摘の通りだと思いますので、タイトルを修正しておきます。
重ねて御礼申し上げます。
投稿: おちゃたてむし | 2024年4月 8日 (月) 09時18分