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2016年12月 8日 (木)

フサゴカイ科の一種の幼生

フサゴカイ科の一種の幼生だと思います。
両端の開いた棲管に収まっているところは以前に出したこちらこちらと同様ですが、その棲管の構造が異なるので別の種でしょう。

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以前のものと違って棲管が不透明で内部が見えませんが、

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棲管の中で体を自由に反転できでどちら側からも頭を出せるのは同じです。

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棲管の材料は砂粒が多いようですが、珪藻の殻も見えます。それらを何らかの物質を分泌して綴り合せるのでしょう。動画を見てもらえば分かりますが、ある程度柔軟性があるようです。

動画です。


(2016.12.01・西舞子海岸にて採集)

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