イスノキモンオナガコバチ
ヤツデの葉の裏でイスノキモンオナガコバチ Megastigmus distylii の雌を見つけました。
この場所ではこれまでに、7月末から8月はじめにかけての産卵(2012.08.10、2015.08.06の記事)や、11月はじめの雌の羽化・交尾(2010.11.06、2013.11.09、2014.11.10)は観察していましたが、越冬中の個体はこれまで見たことがありませんでした。12月にクロガネモチの実から羽化してくるニッポンオナガコバチの雌が葉裏や落ち葉の間で多数越冬しているのに対してこのハチはこれまで全く見つからなかったので、ひょっとして成虫では越冬しないのかと思っていたところでした。
それにしても、この種の産卵期がこれまで見たように7月末から8月はじめだとすると、冬を越した雌成虫がその時期までどこで何をしているんでしょうか。
(2017.01.29・明石公園)
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