小物ばかり続きましたが今回は久しぶりの大物(寸法だけですが)を。
エノキの幹で交尾していたトビモンオオエダシャクの雌雄です。
春先に出現する大型の蛾で、3年前の記事に同種と思われる(羽化に失敗したらしき翅の短い)雌の産卵風景を載せていますが、交尾を見るのは初めてです。また愛嬌のある顔の幼虫はこちらに出しています。
右の、よく太っている方が雌ですね。
前から見ると…。これは雄。
こっちが雌です。
翅の色合いが随分違います。
色だけでなく鱗紛の形も雌雄で異なります。これが雄。
こっちが雌。
腹部の毛、というよりこれも鱗紛と呼ぶべきでしょうか。なんとなく毛深い蛾という印象がありましたが、拡大してみると結構綺麗なものです。これは雄。
こっちは雌。
(2017.03.10・明石公園)
コメント
こんにちは。
もう春のガの登場ですね、季節の移り変わりの早さについて行けません(笑)
それにしても、♂と♀で麟粉の形状が違うとはオドロキでした。
こうして比較できると、新たな発見が面白いですね!
投稿: クマG | 2017年3月12日 (日) 00時02分
クマGさん、こんばんは。
このところ寒い日が多くて実感がありませんが、もう春ですか・・・。
日頃から、その機会さえあれば意味もなくアップで撮ろうとするのは病気ではないかと思ているんですが、こういうちょっとした発見があるとやめられませんね。交尾中の蛾を見る機会はあまりありませんが、他の種ではどうなのか確かめてみたい気になりました。
投稿: おちゃたてむし | 2017年3月12日 (日) 20時11分