シカクミジンコモドキ?(?Alonella excisa)
これは以前に掲載したヒラタミジンコ Camptocercus rectirostris に似ていますがそれよりも小型で、同じマルミジンコ科のシカクミジンコモドキ Alonella excisa ではないかと思います。手元の図鑑にはこれとよく似た種が他にも多数載せられていますが、各部の特徴から上記の種と判断しました。但し自信はないので疑問符をつけておきます。
スケールバーは100μm(以下同じ)。体長約0.5mmの雌で、図鑑の説明にある雌の体長の範囲の上限に一致します。
さらに拡大。緑色の粒は付着生物でミジンコ類に付いているのをよく見かけるものですが、何の仲間かよく分かりません。
ピントが合っていませんが、育房に発生の進んだ卵を持っています。
(2017.03.31・明石公園 桜堀で採集)
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