ハナビワムシの一種(Collotheca sp.)
これはハナビワムシ(Collotheca属)の一種です。採ってきた水を入れたシャーレの中を実体顕微鏡で眺めているとこいつがアオミドロにくっついているのが見えたので、ピンセットでそのアオミドロの切れ端を引っ張り出してスライドグラスに載せるとこのワムシもちゃんとついてきました。
頭が花のように開いてその花弁に当たる部分から長い剛毛が放射状に伸びたのを花火に見立ててこの名があるようです。
花弁状の突起の数が種の判別点になるそうです。
振動に驚いて体を縮めた状態。寒天質の透明な鞘に収まっています。
動画です。
これは別個体。
(2017.03.24・明石公園・桜堀で採集)
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