ヤツデキジラミ幼虫

ヤツデの葉の裏ではお馴染みのヤツデキジラミですが、その卵は葉ではなく花序の方に産み付けられることはBABAさんの記事で初めて知りました。今回、産卵や孵化を見るには時期が遅くなりましたが、ヤツデを見て思い出したので探してみました。

花期はとっくに終わっていますが、放射状に伸びた柄の根本付近に若齢幼虫が集まっていました。

キジラミの排泄物でベトベトした中心部に幼虫や脱皮殻がごちゃごちゃと集まっています。

右下の幼虫で体長0.5mm 弱。

卵も残っていました。サツマキジラミの卵によく似ていて、長さはBABAさんの測定と同じ約0.35mmです。

（2017.04.05・明石公園）