ジュウジチビシギゾウムシ?
これもアラカシの葉裏で見つけたもので、体長2.5mmほどのゾウムシです。
同種と思われるものはこれまでに何度か(2012.10.19、2013.04.19、2014.05.14)出していて、ひとまずジュウジチビシギゾウムシ Curculio pictus だろうと考えているのですが、近似種との区別点が十分に確認できないので確実ではありません。
撮り始めるとすぐに歩き出し、葉をつまんでいた私の左手に乗り移ってきました。
その親指の甲で立ち止まってなにやら頭を動かしていると思えば、
口吻の先が皮膚に潜り込んでいるのが見えます。はじめは何も感じなかったのですが、ファインダーごしに眺めているとムズムズしてきます。幸いゾウムシの方でもこれは食い物にならぬと気づいたのか、これ以上齧られずに済みました。
保育社の甲虫図鑑の検索表によると、上翅中央白帯が第4間室で欠けているとレロフチビシギゾウムシ C. esakii の可能性が高くなりますが、この写真では欠けているような、いないような・・・。
(2017.05.04・明石公園)
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