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2017年5月23日 (火)

卵に糞の上塗りをするムシクソハムシ

コナラの葉の上に乗っかっているムシクソハムシ Chlamisus spilotus。同属のツツジコブハムシに酷似しているので正確にはこちらのように腹面の特徴を確認しないと決められませんが、コナラにいたのでムシクソにまず間違いないと思います。

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姿勢が妙なので死んでいるのかと思えば、ちょうど卵を産んだところでした。

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産んだばかりの卵に自分の糞を塗り付けています。以前そらさんのブログで同属のツツジコブハムシの同様の行動が紹介されていましたが、私は初めてお目にかかる場面です。

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後脚を卵に添えて、ゆっくりと回転させながら糞の覆いを被せていきます。

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糞の壺がだんだん深くなってほとんど卵が見えなくなりました。

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最後のひと塗り。この直後、母虫は卵を置いて立ち去ってしまいました。

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糞のケースは高さ約1.1mm。孵化して一端から顔を出した幼虫はこの糞の家を背負ったまま歩き回り、体の成長とともに自分の糞を加えて住処を拡張していきます。大きくなるとこんなふうになるはずです。

(2017.05.12・玉津町水谷)


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コメント

千葉県森林インストラクター会に所属している羽根敏子と申します。

9月20日に、船橋県民の森で親子対象の自然観察会を行います。
ツツジコブハムシの観察をするので、ネットで画像を調べていたら、こちらのブログを見つけました。
とても素晴らしい写真で、説明の際にぜひ使わしていただきたいと思い、このメールを送りました。

ツツジコブハムシは、9月5日の地元の観察会で知ったばかりの昆虫です。
小さな虫なのに、その生態はとても面白く、子供たちにぜひ紹介したいと思いました。
小さくて観察が難しい昆虫ですが、こちらのブログの画像を見せると、子供たちも興味を持って観察してくれると思います。

使わせていただきたい画像は
2013年5月25日の「ツツジコブハムシ 成虫と幼虫」 の脚を折りたたんでいる成虫の画像と、幼虫の画像
2017年5月23日の「卵に糞を上塗りをするムシクソハムシ」の4枚目の画像  
以上の合計3枚です。

使い方は、1画像ずつA4の紙に印刷して、紙芝居のように皆に見せるという方法です。

許諾の方よろしくお願いいたします。

投稿: 羽根敏子 | 2020年9月16日 (水) 13時04分

羽根敏子様
コメントありがとうございます。
メールにてご連絡差し上げますのでしばらくお待ちください。

投稿: おちゃたてむし | 2020年9月16日 (水) 17時40分

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