このブログでは度々登場願っている、シャリンバイのナシミドリオオアブラムシです。
このあたりではほとんど年中成虫か幼虫の姿が見られますが、今頃が活動の最盛期という感じがします。
強い日差しと暑さのせいか、主脈の両側に並んだアブラムシはみんなお尻を下に向けほとんど垂直の姿勢でぶら下がっています。
みなさん前脚と口吻だけで体を支えているようで、これでよくおっこちないもんですね。
前脚も離してしまって口吻、というより口針だけでぶら下っている人も。サーカスでこんな芸があったような・・・。
ごく短い間隔で甘露を放出し続けているのもいます。
この姿勢も面白いんですが、ナシミドリオオアブラムシのコロニーはいつも大量の排泄物をまき散らしているにもかかわらず、他の種の場合ほどそれ目当てのアリが集まらないのを以前から不思議に思っています。何か理由があるんでしょうか。
(2017.05.04・明石公園)
コメント