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2017年6月の12件の記事

2017年6月30日 (金)

タマゴクロバチ亜科の一種・♀(改題)

* 2017.11.10・追記 *

この行動についてひげぶとさんから、「ほかの♀が産卵していないかどうかを丁寧に見極めているところです。」と教えていただきました。なるほどそうだったのか、と納得です。

* 2017.07.13・タイトルと記事訂正 *

卵塊の上を走り回る様子がいかにも雌の誕生を待つ雄のように見えたのですが、あらためて過去に撮影したこの仲間の写真(たとえばこちら)と比較してみると触角の形が雄ではなく雌のようです。タイトルの♂を♀に訂正しました。それにしてもこの雌は何をしているところでしょうか。産卵のための行動でないとすれば、雄が出てくるのを待っているのかな?

ウメの葉裏に産み付けられたカメムシの卵塊の上を、タマゴクロバチが1匹歩き回っていました。触角を見ると雄のようで、おそらくすでに寄生されたカメムシ卵から雌が誕生するのを待ち構えているところではないかと思います。
以前同じような状況を撮影していて、その時はひげぶとさんから Trissolcus itoi Ryu と教えていただきました。今回のものとよく似ていて、同じ種なのかも知れません。

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こんなふうにせわしなく歩き回っていました。羽脱が間近に迫っているのでしょう。

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(2017.06.16・明石公園)

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2017年6月29日 (木)

ホソハネコバチ科の一種

アベマキの葉裏を歩いていたコバチですが、5年前の同じ季節に掲載したものと同種のようです。細身の体形がなかなか美しいハチだと思うのですが、あまり多くはないようで、見たのはこれで2度目です。ホソハネコバチ科 Mymaridae には間違いないでしょう。体長は1.3mmくらいです。

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誤ってシャッター速度が遅くなっていたので、日光の当たった部分がブレています。それにしても5年前よりも写真の出来が悪いというのは困ったものです。

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(2017.06.16・明石公園)

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2017年6月27日 (火)

ナガタマムシ属の一種( Agrilus sp.)

サクラの葉裏で見つけた小さなタマムシで、ナガタマムシ属 Agrilus だと思います。
体長は約3.9mmで、この仲間でも小型の方でしょう。保育社の甲虫図鑑には多数のAgrilusが掲載されていて多分その中のどれかに該当するんでしょうが、絞り切れませんでした。

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右の上翅に黒っぽい帯が見えますが、左には無いようなのでおそらくこの個体だけの傷か何かでしょう。

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(2017.06.16・明石公園)

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2017年6月24日 (土)

ヨツボシホソバ?・♂

タイトルには一応疑問符つきでヨツボシホソバとしましたが、ネットで調べてみるとヨツボシホソバ Lithosia quadra とウンナンヨツボシホソバ L. yuennenensis は雌雄ともに酷似していて、外見での区別は無理なようです。せめて分布域からの推測でも出来ればいいんですが、「明石の蛾達」のYAMKENさんも同じ明石公園で両種を確認されているので、どちらの可能性もありそうです。

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顔の鱗紛は鋼のような光沢があります。

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翅の表面は艶があって滑らかですが、鱗紛がとても細かいことがその理由のようです。

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脚の鱗紛。

(2017.06.16・明石公園)

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2017年6月22日 (木)

キイロテントウの卵とタマバエ?の幼虫

白っぽく粉を吹いたアラカシの葉の裏を見上げていると数匹のキイロテントウの姿が見えたので、葉を引き寄せて虫眼鏡で探すと卵が見つかりました。

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卵殻の下に幼虫の3個一組になった単眼が透けて見えています。この卵は孵化が近づくと表面に粉を吹いてくるようです。孵化直後の幼虫はこちらに載せています。

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同じアラカシの葉裏にいた、タマバエ類と思われる幼虫たちです。大きいもので体長1.3mmくらい。毛の先についた透明の粒はうどんこ病菌の胞子(分生子)ではないかと思います。キイロテントウと同じ菌食性なのでしょうか。

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歩き回っているのもいました。

(2017.06.16・明石公園)

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2017年6月21日 (水)

サツマキノメイガ

これはサツマキノメイガ Nacoleia satsumalis だと思います。サクラの葉裏にとまっていました。

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前翅長約8mm。普通種だそうです。

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(2017.06.16・明石公園)

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2017年6月20日 (火)

ネズミモチの蕾に産卵するコガネコバチの一種(改題)

* 2017.06.20・記事訂正 *

本日同じ場所に行って確認したのですが、タイトルと記事の中でトウネズミモチとしていたのはネズミモチの間違いでした。両種の木が交互に植えられているので取り違えたようです。タイトルと記事を訂正しました。

3週間ぶりの虫撮りにいつもの公園に入ると、生垣のトウネズミモチ ネズミモチの花が咲き始めていて、その花穂の間を小さなハチが歩き回っていました。コガネコバチの一種です。
トウネズミモチネズミモチの花は白くて当然蕾も白いのですが、その中に黒っぽい紫色に変色した蕾が多数混じっていて、コガネコバチはそういう蕾に産卵管を突き刺していました。おそらくこれら変色した蕾の中では何らかの昆虫が育っていて、コガネコバチはその昆虫に寄生するのではないかと思います。
こんな小さな蕾にどんな虫が寄生するのか、タマバエあたりかと思ってネット情報を探してみましたが参考になりそうな記事は見つかりませんでした。

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体長は約2.2mm。

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黒紫色に変色した蕾はかなり堅くなっていて、そのいくつかを割ってみました。

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こんな感じですが、卵か幼虫らしきものも見当たらず、これがどういう状態なのか私には分かりません。

(2017.06.16・明石公園)

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2017年6月19日 (月)

ホソガ科の一種

これはホソガ科の一種だと思いますが、種名が分かりません。
頭端から翅端まで約5mmで、桜の葉の裏にとまっていました。

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なかなか美しい立ち姿です。

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前・中脚と翅の先で体を支え後脚は葉に接していないように見えます。

(2017.06.16・明石公園)

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2017年6月 6日 (火)

ムツボシタマムシ・産卵行動

伐採木置き場で久しぶりにムツボシタマムシ Chrysobothris succedanea を見つけました。産卵場所を探しているらしい雌で、腹端から産卵管を伸ばしながら歩き回っていました。

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わずかな時間立ち止まってくれましたが、こういう光り物をストロボ一発で撮るのはかなり無理がありますね。

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この日は周りの伐採木を多数のクビアカトラカミキリも駆け回っていたのですが、こちらの方ははるかに足が速い上にほとんど静止することもなく、1枚も撮ることができませんでした。

(2017.05.26・明石公園)

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2017年6月 3日 (土)

イスノキの実から出てくるカタビロコバチの一種・♀

昨日の記事の続きです。
昨年もこのカタビロコバチの一種の雄が雌の誕生を待ち構えているところは観察していたのですが、実際に雌がイスノキの実から出てくるところ(羽脱と呼ぶそうですね。)は見られずに終わりました。
今回は是非その瞬間を捉えたいと思い、沢山の枝を虱潰しに探し回った結果、ようやく一つだけ、すでに脱出口を開いた雌が顔を覗かせている実を見つけることが出来ました。その後の経過は以前に見たニッポンオナガコバチイスノキモンオナガコバチの場合とほとんど同じです。

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顔を出した雌を挟んで2匹の雄が睨みあっています。

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翅を立てて互いに威嚇。

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その間にも雌はせっせと脱出口を拡げています。

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頭が出てきたところで3匹目の雄が参戦。

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雌誕生の瞬間はGIFアニメで。
手持ち撮影のためフレームが安定せず見苦しいところはご勘弁ください。

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えらい騒ぎですが、4匹がほぼ同一平面上に並んでくれたのが撮影者にとっては幸運でした。

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近くの葉に飛び移って、雄が2匹になりました。

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最後に残った雄との交尾が見られると期待しましたが、このまま飛んで行ってしまいました。それにしても、雌雄でプロポーションがずいぶん違うもんですね。

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おまけは雄の触角です。

(2017.05.26・明石公園)

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2017年6月 2日 (金)

昨年に続き、イスノキの実に産卵するカタビロコバチの一種

昨年初めて見て記事にした、イスノキの実に産卵するカタビロコバチ科 Eurytomidae の一種が今年も見られました。前回とはわずかに2日違いの日付です。
枝の周りを多数の雄が飛び回っていて、最初にそれに気づいたのをきっかけにたくさんの実をつけた枝の間を丹念に探すと、やがて産卵中の雌が見つかりました。おかしなもので、はじめ全然何もいないように見えたのに最初の1匹を見つけると次々と何匹も見つかります。

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カタビロコバチの仲間には虫こぶを作る昆虫に寄生するものが多いそうですが、先日同じイスノキで去年の実にたくさんの蛹の殻を残していたタマバエと何らかの関係があるのかも知れません。

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最後の写真だけ別個体です。

(25017.05.26・明石公園)

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2017年6月 1日 (木)

クモの卵嚢?

葉の裏を探していると時々見かける物体で、クモの卵嚢ではないかと思っているのですが、本当のところは分かりません。直径3.5mmくらいです。
造形が美しいので何度か撮っているのですが、全体が綿のような真っ白なので写真ではその形がなかなかうまく再現できません。

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中心にうっすらと黄色い部分が見えます。中の卵の色でしょうか。

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(2017.05.26・明石公園)

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