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2017年6月30日 (金)

タマゴクロバチ亜科の一種・♀(改題)

* 2017.11.10・追記 *

この行動についてひげぶとさんから、「ほかの♀が産卵していないかどうかを丁寧に見極めているところです。」と教えていただきました。なるほどそうだったのか、と納得です。

* 2017.07.13・タイトルと記事訂正 *

卵塊の上を走り回る様子がいかにも雌の誕生を待つ雄のように見えたのですが、あらためて過去に撮影したこの仲間の写真(たとえばこちら)と比較してみると触角の形が雄ではなく雌のようです。タイトルの♂を♀に訂正しました。それにしてもこの雌は何をしているところでしょうか。産卵のための行動でないとすれば、雄が出てくるのを待っているのかな?

ウメの葉裏に産み付けられたカメムシの卵塊の上を、タマゴクロバチが1匹歩き回っていました。触角を見ると雄のようで、おそらくすでに寄生されたカメムシ卵から雌が誕生するのを待ち構えているところではないかと思います。
以前同じような状況を撮影していて、その時はひげぶとさんから Trissolcus itoi Ryu と教えていただきました。今回のものとよく似ていて、同じ種なのかも知れません。

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こんなふうにせわしなく歩き回っていました。羽脱が間近に迫っているのでしょう。

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(2017.06.16・明石公園)

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コメント

印象としては、T. itoiのようですが、他と見分けるポイントのScutelltmの印刻が良く見えていないので、判断は保留します。
ところでこの行動ですが、ほかの♀が産卵していないかどうかを丁寧に見極めているところです。

投稿: ひげぶと | 2017年11月 9日 (木) 07時17分

ひげぶとさん、こんばんは。
雌が産卵しようともせずに歩き回っているのが不思議に思っていたのですが、そういう意味があったんですね。
記事にも追記しておきます。ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2017年11月10日 (金) 17時02分

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