昨年に続き、イスノキの実に産卵するカタビロコバチの一種
昨年初めて見て記事にした、イスノキの実に産卵するカタビロコバチ科 Eurytomidae の一種が今年も見られました。前回とはわずかに2日違いの日付です。
枝の周りを多数の雄が飛び回っていて、最初にそれに気づいたのをきっかけにたくさんの実をつけた枝の間を丹念に探すと、やがて産卵中の雌が見つかりました。おかしなもので、はじめ全然何もいないように見えたのに最初の1匹を見つけると次々と何匹も見つかります。
カタビロコバチの仲間には虫こぶを作る昆虫に寄生するものが多いそうですが、先日同じイスノキで去年の実にたくさんの蛹の殻を残していたタマバエと何らかの関係があるのかも知れません。
(25017.05.26・明石公園)
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