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2017年7月の16件の記事

2017年7月28日 (金)

ケシデオキノコムシ属の一種?(?Scaphisoma sp.)

先日出したヨシブエナガキクイムシ?と同じ伐採木で、やはりキノコの上にいた小さなデオキノコムシです。体長は2mmくらいで、保育社の甲虫図鑑のデオキノコムシ科の属の検索表を、例によって写真で確認できないところは飛ばしながら大雑把に辿ってみると、ケシデオキノコムシ属 Scaphisoma が近そうです。

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(213.07.13・学が丘北公園)


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2017年7月25日 (火)

ヨシブエナガキクイムシ?

積み上げられた伐採木の、白い菌類に覆われたところで何かひょこひょこと動いているのでルーペで覗くと、細長い甲虫が潜り込もうとしているところでした。
頭が隠れているのでそっと引っ張り出してみればナガキクイムシの仲間のようですが、可哀そうなくらい沢山のダニにたかられています。
この場所でもここ数年の間に多数のコナラの木がナラ枯れの被害にあい伐採されているので、これがかの悪名高いカシノナガキクイムシかと早合点したのですが、帰宅して調べてみるとこれではありません。保育社の甲虫図鑑の説明やネット画像から判断するとどうやら同属のヨシブエナガキクイムシ Platypus calamus のようです。
例によって写真では図鑑の検索表に取り上げられている判別点が十分確認できないので、疑問符つきで種名を出しておきます。

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見つけた時はこんな状態でした。

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ルーペを覗いた時一瞬これが顔かと思いました。

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顔を見るために広いところに追い出しましたが、何度もさきほど頭を突っ込んでいた場所に戻ろうとします。

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体長は約3.3mm。

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意外に可愛らしい顔です。

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(2017.07.13・学が丘北公園)

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2017年7月22日 (土)

ベダリアテントウ

以前からイセリアカイガラムシが発生していたトベラの木で、ベダリアテントウ Rodolia cardinalis の成虫がたくさん羽化してきていました。

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下の、まだ体を半分蛹殻に入れたままで鞘翅の黒紋も出ていないのはおそらく雌なんでしょう、気の早い雄(多分)がすでに背中に乗っています。同属のベニヘリテントウ R. limbata と同じく、おそらくこのベダリアテントウも羽化の際一旦蛹殻から出て後翅を伸ばしてから再び蛹殻の中に戻ってしばらく過ごすのだろうと思います。

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こちらの雌雄はすでに交尾中ですが、やはり雌の黒紋はまだ十分色が出ていません。

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こちらも交尾中ですが、何と雌がお仲間の蛹を食べているように見えます。

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そしてこちらでも。

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ほんとうに共喰いをしているのか疑問に思ったので上の成虫を追い払ってみました。やはり食べていたようです。肉食のテントウムシでは幼虫の共喰いをよく見かけますが、成虫が蛹を食べるとはちょっと驚きました。

(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月20日 (木)

アラカシで夏を過ごすイスノフシアブラムシ

アラカシのひこばえで、アリを集めているイスノフシアブラムシを見つけました。
冬の間アラカシでよく見かけるイスノフシアブラムシ Nipponaphis distyliicola は春に有翅虫が現れてイスノキに移住しますが、一部の系統はイスノキに戻らず周年アラカシ(あるいはシラカシ)で繁殖を続けるそうです。
その夏の間アラカシで繁殖を続ける個体群を見たいと思いながら、冬の間に見ておいたひこばえが夏になる前に刈りとられていたり、また夏場には他の昆虫も多数出てきてそれらを追いかけるのに忙しいこともあって、確認することが出来たのは今回がはじめてです。

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(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月19日 (水)

オビマイコガ

昨日出したツヤヒョウタンカスミカメと同じアベマキの葉裏で見つけた小型の蛾です。翅の帯や前胸の眼状紋などの特徴がはっきりしていて、オビマイコガ Stathmopoda opticaspis で間違いないと思います。頭から翅端まで約4mmです。

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(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月18日 (火)

ツヤヒョウタンカスミカメ

ヒョウタンカスミカメの仲間ではこれまでにホソミツボシクロの3種を掲載していますが、今回はまた別の種です。アベマキの葉裏にいたものですが、葉をつまんでレンズを近づけると逃げ回るのであまり満足な写真は撮れませんでした。
日本産ヒョウタンカスミカメ族の図説検索(農業環境イベントリーセンター)と「日本原色カメムシ図鑑・第2巻」で調べてみるとツヤヒョウタンカスミカメ Pherolepis lucidus で間違いなさそうです。体長は約3mmです。

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(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月16日 (日)

キバガ科の一種

これはキバガ科の一種でしょう。ウバメガシの幹の割れ目からとび出してきて別の割れ目に落ち着いたところを撮影しました。
いつもの「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」の画像との比較ではフタモンキバガAnarsia bimaculata が似ていますが、斑紋の特徴が曖昧で決めかねます。頭端から翅端まで6.8mmくらいです。

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(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月15日 (土)

クロヘリヒメテントウ?

サクラの葉裏にいた小さなテントウムシです。
甲虫図鑑の標本写真や検索表を見るとおそらくクロヘリヒメテントウ Scymnus hoffmanni だと思います。体長は約1.8mmです。
体長や体形、配色、被毛の状態、腹面の色など概ね検索表に合っていると思いますが写真で確認できない部分もあり、ネット上でも比較できる画像は少ないので種名は疑問符つきとしておきます。

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(2017.07.03・明石公園)


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2017年7月14日 (金)

アオオニグモ

アラカシの葉を丸めて作った巣の中に潜むアオオニグモです。

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以前にも同じような写真を出していますが、前回は雄、今回は雌ということでご勘弁ください。

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恐ろしげな牙が見えます。

(2017.06.20・明石公園)

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2017年7月13日 (木)

チョウセンハナボタル?

サクラの葉裏にとまっていたベニボタルの仲間です。体長は約6.8mm。
チョウセンハナボタル Plateros koreanus ではないかと思いますが、違うかも知れません。

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(2017.06.20・明石公園)

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2017年7月12日 (水)

ケジロヒョウホンムシ Hanumanus senilis (改題)

* 2017.07.12・タイトル変更 *

匿名の方からひと言「ケジロヒョウホンムシ」というコメントをいただきました。早速その名前で検索すると「昆虫綱」というサイトの標本写真が出て来ます。綺麗な写真で、一目でこれだと思いました。保育社の甲虫図鑑にも載っていて、検索表の記述にもよく一致するのでこの種に間違いなさそうです。ヒョウホンムシ科という科名は知っていましたが多分撮影したのは初めてではないかと思います。上記図鑑には「乾燥動植物質を食し、一般家屋や食料貯蔵庫でも見つかるが、獣や鳥の巣からも発見され、(後略)」とあります。当初「ハムシの一種?」としていたタイトルを改めました。

アベマキの葉裏にいた体長2.6mmほどの小甲虫ですが、名前が分かりません。
最初クビナガハムシあたりかと考えて図鑑を調べてみましたが該当するものは見つからず、他の分類群もいろいろ調べてみましたがやはり分かりません。何者でしょうか?

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(2017.06.16・明石公園)

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2017年7月11日 (火)

キウイヒメヨコバイ

サクラの葉の裏に見慣れぬ綺麗なヨコバイがとまっているのを見つけたのですが、3枚撮っただけで逃げられてしまいました。
ネットで調べてみるとキウイヒメヨコバイ Alebrasca actinidiae という種のようで、お馴染みのそらさんのところをはじめ沢山の画像が出て来ました。キウイフルーツの害虫としてよく知られているそうです。こ公園ではこの植物を見た記憶がないので、多分近所の畑か民家の庭からおそらく偶然飛んできたんでしょう。

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(2017.06.20・明石公園)

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2017年7月 9日 (日)

ハラビロクロバチ科の一種

このくらいの大きさで同じような形のハラビロクロバチは冬場に葉の裏を探せばたくさん見つかりますが、ほとんどが真っ黒に近い体色で、このような淡色のものはあまり見かけないように思います。

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体長約0.8mmで、イヌビワの葉裏にいました。

(2017.06.20・明石公園)

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2017年7月 7日 (金)

ノコギリカミキリ♀のコーリング

エノキの切り株でナメクジに乗っかったナガコバチを撮っている時、気がつけばすぐ傍を雌のノコギリカミキリが上ってきました。

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このカミキリは針葉樹につくはずですからこのエノキから出てきたわけではないんでしょうが、羽脱したばかりのように木屑を着けています。

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少し上ったところで立ち止まって産卵管を伸ばしはじめました。
調べてみるとこれはコーリングと呼ばれる、雄を呼ぶための行動だそうです。

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産卵管の途中からとび出した半透明の袋から性フェロモンを放出しているらしいです。

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この公園ではこれまで2、3度しかノコギリカミキリを見たことがないんですが、この雌と一緒に待っていれば雄が飛んでくるのを見られるのかな?

(2017.06.16・明石公園)


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2017年7月 5日 (水)

卵塊に糸をかける?トビモンケチャタテ ?Valenzuela gonostigma

アベマキの葉裏で、産卵後の卵塊に糸を掛けていたチャタテムシ。以前の記事のこちらこちらやこちらと同じく、トビモンケチャタテと思われます。

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(2017.06.16・明石公園)

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2017年7月 3日 (月)

ナメクジとナガコバチ科 Anastatus sp.

エノキの切り株の根元に生えたキノコをナメクジが食べています。

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よく見るとナメクジの背中に小さなハチが。

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このブログでは何度も登場している、ナガコバチ科 Anastatus sp.のようですが、何をしているんでしょうか。

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しきりに歩き回っては時々ナメクジの体表に口をつけているように見えます。

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あの、たいがいの人が嫌がるヌルヌルの粘液を吸っているんでしょうかね。

(2017.06.16・明石公園)

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