ヨシブエナガキクイムシ?
積み上げられた伐採木の、白い菌類に覆われたところで何かひょこひょこと動いているのでルーペで覗くと、細長い甲虫が潜り込もうとしているところでした。
頭が隠れているのでそっと引っ張り出してみればナガキクイムシの仲間のようですが、可哀そうなくらい沢山のダニにたかられています。
この場所でもここ数年の間に多数のコナラの木がナラ枯れの被害にあい伐採されているので、これがかの悪名高いカシノナガキクイムシかと早合点したのですが、帰宅して調べてみるとこれではありません。保育社の甲虫図鑑の説明やネット画像から判断するとどうやら同属のヨシブエナガキクイムシ Platypus calamus のようです。
例によって写真では図鑑の検索表に取り上げられている判別点が十分確認できないので、疑問符つきで種名を出しておきます。
顔を見るために広いところに追い出しましたが、何度もさきほど頭を突っ込んでいた場所に戻ろうとします。
(2017.07.13・学が丘北公園)
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