« イヌビワの果嚢から出てくるイヌビワコバチ♀たち | トップページ | デーニッツハエトリ幼体 »

2017年8月22日 (火)

ヤマトキジラミ幼虫

ネムノキの葉に白い糸くずのようなものがたくさん着いていると思ってよく見ると、小さなキジラミがたくさん集まっていて糸くずに見えたのはキジラミの分泌した蠟物質でした。

_dsc9890edit

_dsc9900edit
ヤマトキジラミ Accizia jamatonica の幼虫たちです。成虫は以前に掲載していますが幼虫は見たことがありませんでした。

_dsc5199edit
ここに写っているもので体長約0.8mmです。まだ若齢なのだろうと思いますが、これより大きなものは少なく、成虫の姿は全く見られませんでした。

_dsc5221edit2

_dsc5277edit2

_dsc5299edit2
小さな体からこんなに大量の蠟物質が紡ぎ出されるのは不思議な感じがします。

(2017.08.06・明石公園)

|

« イヌビワの果嚢から出てくるイヌビワコバチ♀たち | トップページ | デーニッツハエトリ幼体 »

半翅目」カテゴリの記事

コメント

ヤマトキジラミの蠟物質がについて検索していたらたどり着きました。
お写真ありがとうございます。昆虫のフォルムは本当に美しいですね。

ご存じであれば教えてください。

蠟物質は何のために出されているのか?

よろしくお願いします。

投稿: | 2022年5月29日 (日) 19時24分

ご訪問有難うございます。
蝋物質の役割について、私も以前から疑問に思っていますが勉強不足で答は知りません。
外敵からの隠蔽や防御の役目を果たしているように見える場合が多いですが、まったくの想像です。
多分どこかでそういう研究もなされていると思いますが、今ちょっと検索してみましたが出てきませんね。
お役に立てなくてすみません。

投稿: おちゃたてむし | 2022年5月29日 (日) 20時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ヤマトキジラミ幼虫:

« イヌビワの果嚢から出てくるイヌビワコバチ♀たち | トップページ | デーニッツハエトリ幼体 »