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2018年2月 6日 (火)

ホシガタケイソウとハリケイソウ

公園の池で採集した普通種の珪藻2種です。

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左下がホシガタケイソウ(Asterionella)の一種、右上の長いのがハリケイソウ(Synedra)の一種で合っていると思います。
スケールバーはすべて100μmです。

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ホシガタケイソウという和名はその群体の形に由来していて、通常4個から8個の棒状の細胞が星形に集まって群体をつくりますが、16個かそれ以上の場合もあるそうです。上の写真では8個です。図鑑などの写真や図を見ると平面的な印象を受けますが、実際には立体的に細胞が繋がっています。
実体顕微鏡のバックを暗くした照明の下でこの珪藻がたくさん浮遊しているのはなかなか綺麗な眺めです。

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右の群体ではそれぞれの細胞に縦線が走っています。細胞分裂の途中なんでしょう。

Img_1386edit2
1枚目に写っていたハリケイソウです。

(2018.01.10・明石公園 剛の池にて採集)


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