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2018年3月18日 (日)

ヒメクビナガカメムシの幼虫

落ち葉の中に転がった朽ち木を裏返すと出てきたカメムシ幼虫です。
これまで見た記憶のないものですが、体長が3.5mmほどの幼虫なので種名までたどり着くのは難しいだろうと予想しながら「日本原色カメムシ図鑑第3巻」をめくってみると、最初の図版ページにそっくりな幼虫の写真が出ていました。クビナガカメムシ科のヒメクビナガカメムシ Hoplitocoris lewisiです。
この科は日本では3属3種しか確認されていないそうで、分布域や触角の形、前胸背の突起などの特徴から考えて今回の幼虫は上記の種で間違いないと思います。種名で検索すればおなじみのBABAさんのところに同種の成虫が掲載されていました。

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(2018.03.15・明石市水谷)

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