ボタンヅルグンバイ
夕食の準備をしていた妻がちょっと来いと言うので行ってみると、俎板の上をグンバイムシが一匹歩いていました。ヒメグンバイあたりだろうと思いながら念のためルーペを取ってきて覗いてみると、どうやら初めて見る種です。写真を撮るにも俎板の上では格好がつかないので、こいつが付いていたというレタスの葉っぱと一緒に容器に入れてしばらくしてから見に行くと、おとなしく口吻を刺して吸っていました。
日本原色カメムシ図鑑・第3巻で調べてみると、ボタンヅルグンバイ Cysteochila vota で良さそうです。ヤブガシラグンバイ C. consueta と同属で、確かにちょっと似ています。頭端から翅端まで約3.8mmです。
“ボタンヅルに寄生するといわれるが、タデ類から見つかったこともある”とのことですが、レタスについていたのは偶然でしょうか。袋のラベルには長野県産とありました。
(2018.05.22・自宅にて)
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