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2018年6月21日 (木)

キマダラカメムシ幼虫

桜の葉裏のキマダラカメムシ幼虫です。

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12個の卵塊のうち孵化しているのは3個だけで、この3匹の幼虫たちは生まれて間もないと思うのですが、それにしては少し大きすぎるような気もします。
卵塊の傍らにタマゴクロバチらしき姿が見えますが、すぐに逃げてしまい、確認できませんでした。

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なかなか派手な柄ですね。もっと大きくなった幼虫はこちら、成虫はこちらに出しています。

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幼虫の出た後の卵殻には、クサギカメムシのと同じような破砕器が見えます。まだ孵化していない9個はすでに寄生卵を産みこまれているのかも知れません。

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別の葉についていた卵塊です。12個というのは、この種が一度に産卵する定数のようです。

(2018.06.13・明石公園)



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コメント

カメムシ全部がそうか分りませんが、キマダラカメムシは、卵から孵化したあと、しばらく卵の周りにいるそうです。
わたしは、卵の周りにいる2齢幼虫の写真を撮ったことがあります。

投稿: ゆん | 2018年8月 2日 (木) 23時05分

ゆんさん、おはようございます。
確かにカメムシ類では孵化後しばらく卵殻の周りに1齢幼虫が集まっているのをよく見かけますね。
この幼虫たちも卵の大きさに比べて大きすぎるようですが、やはり1齢だと思います。
周りに脱皮からも見えないし、よく見るクサギカメムシの1齢幼虫とその卵殻もやはりこのくらいの比率ですから。
孵化してから体が膨らんでくるのかも知れませんね。

投稿: おちゃたてむし | 2018年8月 3日 (金) 06時53分

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