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2018年8月31日 (金)

テマリワムシモドキ属の一種(Conochiloides sp.)

以前掲載したツノテマリワムシ Conochilus unicornis に似ていますが、これは同じテマリワムシ科のテマリワムシモドキ属の一種だと思います。
テマリワムシ属 Conochilus とテマリワムシモドキ属 Conochiloides の違いは腹側触手が前者では頭頂に、後者では腹面に付くことです。迂闊にも撮影時その点に留意していなかったもので下の写真ではその腹側触手が見えませんが、最後の動画でかろうじて確認できます。

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大小3匹の個体と3個の卵からなる群体のようです。大型の個体が親でしょう。このまま離れずにいずれ5匹からなる群体を作るのか、成長につれて子供たちが離れていくのかはよく分かりません。

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体の後半部を包む透明の膠質がうっすらと見えています。

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画面上の卵は孵化直前らしく、内部に動きがあります。

動画です。



(2018.07.11・明石公園 桜堀にて採集)

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