« ヒメハダニカブリケシハネカクシの幼虫 | トップページ | クサカゲロウの一種の幼虫 »

2018年10月31日 (水)

クロフチャタテ科 Aaroniella sp.

この夏から秋にかけての猛暑や台風、長雨などの影響か、いつもの公園でもお馴染みの虫の数が非常に少ない気がします。チャタテムシも例外ではなく、例年ならいくらでも見つかるはずの木の葉のケチャタテ類や樹幹で暮らすイダテンチャタテやムツテンチャタテ等もほとんど目にすることがありません。
このクロフチャタテ科の一種 Aaroniella sp. はもともといつでも見つかるという種ではありませんが、今年はこれまで全く見ていませんでした。写真は久しぶりに見つけた1匹です。

_dsc4110
このチャタテはいつも樹皮の間に張り巡らせた糸の下に潜んでいて、その糸には自らの糞と思われる小さな球体をくっつけています。カメラを近づけてもほとんど動かないのもこの種の特徴です。

(2018.10.22・明石公園)

|

« ヒメハダニカブリケシハネカクシの幼虫 | トップページ | クサカゲロウの一種の幼虫 »

チャタテムシ目」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: クロフチャタテ科 Aaroniella sp.:

« ヒメハダニカブリケシハネカクシの幼虫 | トップページ | クサカゲロウの一種の幼虫 »