エリヒゲムシとツリガネムシ
昨日の記事に出したツリガネムシ(Vorticella sp.)を見ていると、柄になにやら多数の付着物を持ったものがいました。
柄についているものは鞭毛虫類の襟鞭毛虫(エリヒゲムシ目 Choanoflagellida)の一種でしょう。
小さな細胞から長い鞭毛が一本伸びて、その根元は襟状、というよりコップ状の構造に囲まれています。
ツリガネムシの柄は頻繁に収縮しますが、その衝撃で振り落とされたり潰されたりしないのが不思議です。
エリヒゲムシの細胞の形や鞭毛の動きは次の動画の方が分かりやすいと思います。
(2018.08.11・明石公園 桜堀にて採集)
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