朽ち木の樹皮下の小甲虫が続きます。
この頭でっかちの小甲虫はネスイムシ科のアナバケデオネスイ Mimemodes cribratus だと思います。

検索表によればオバケデオネスイ属 Mimemodes は「頭部は♂で前胸より明らかに幅広く、♀では前胸とほぼ同幅。側頭は退化し、複眼のすぐ後方で小突起状となる」とあります。これは雄ですね。

体長は約2.3mm。和名の「アナバケ」の由来は多分上翅の大きな点刻でしょう。
因みに、図鑑に載っている同属他種の和名は「オオバケデオネスイ」「ズバケデオネスイ」「オバケデオネスイ」「コバケデオネスイ」。楽しいですね。
同じ場所にいた、多分雌。体長は約2mmです。
最初の雄の顔です。デコボコですね。
雄の腹面です。
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