マルロモナス(ミノヒゲムシ)属の一種
以前に動画だけ出した、マルロモナス属 Mallomonas の一種です。ミノヒゲムシと言う和名がついていて、長い鞭毛の運動で前進します。
シャーレに入れた水の中を実体顕微鏡で眺めるとゆっくり泳いでいるのがよく見えますが、それをスライドガラス上にとってカバーガラスをかけて観察する場合、水の層の厚みに十分すぎるくらいの余裕がないとすぐに動きを止め、やがて細胞の内容物を吐き出して死んでしまいます。今回は大きさや形の異なる複数の種が見られました。
この2細胞は多分同種で、レンズに対する角度が異なるだけです。
最初と同じ種だと思います。鞭毛がはっきり写った数少ないカットの中の1枚です。
動画です。
(2018.11.27・明石公園 桜堀にて採集)
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